[士業・管理部特化]おすすめ転職サイト・転職エージェント一覧

公認会計士の転職に特化したおすすめの転職エージェント10社比較!選び方と転職成功のコツ

LEGALSTAGE
広告ガイドラインについて

※当サイトはマイナビ・パーソル・リクルート等各社のプロモーションをご紹介しております。

当サイトで掲載しているコラムでは、消費者庁の定める『不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)』を遵守し、『景品類等の指定の告示の運用基準』『一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示』のガイドラインに基づき、プロモーション広告を掲載しています。本記事では、消費者庁アフィリエイト広告等に関する検討会報告書のガイドラインに沿った形式で広告であることを明記しています。

企業を経営面から支える経理職は専門性が高い職種で、監査法人出身の公認会計士はかなり重宝される存在です。それだけに経験やスキルを思う存分発揮でき、かつしっかりと評価してくれる企業へ転職したいと感じるのではないでしょうか。

満足度の高い転職のためには、転職エージェントを利用するのがひとつの有効な方法です。

ただし転職エージェントといっても各社の特徴が異なるため、会計士の転職に強い転職エージェントを選び、使いこなす必要があります。

そこで本記事では公認会計士・経理/財務の転職におすすめの転職エージェントを、「総合型」「専門特化型」「目的・状況別」の3パターンにわけてご紹介します。

「総合型」とは、『マイナビ』や『リクルートエージェント』の様にさまざまな業界・職種を扱っている転職エージェントを指し、「専門特化型」には【ハイスタ会計士】、【レックスアドバザーズ】、【ジャスネットキャリア】のような特定の職種・領域に特化した転職エージェントがあります。

公認会計士で経理職への転職を検討中の方はぜひ参考にしてください。

転職サイト特 徴
ハイスタ会計士
公認会計士の専門転職サイト。求人のミスマッチがない。CFO候補、監査法人、IPO準備中の事業会社求人が豊富。
REXアドバイザーズ
公認会計士、会計人材に特化した専門転職エージェント。監査法人や会計事務所、事業会社などを中心とした会計・税務の案件が豊富。
MS-Japan
士業を含む公認会計士、経理/財務などの管理部門および士業に特化した転職エージェント。
マイナビ会計士
大手はもちろん、中小企業やベンチャー企業など、経験が少なくてもチャレンジできる案件も多数扱っている。
ジャスネットキャリア
公認会計士・税理士・経理職の求人に特化。非公開求人は99%と、そのほとんどが一般には出回らない質の高い求人で構成。
目次

公認会計士の転職に特化した転職エージェントおすすめ10社比較

専門特化型転職エージェントは、何といっても特定分野の求人に強いという特徴があります。経理系に特化したエージェントでは扱う求人が経理、財務、会計などが中心となるため希望の求人が見つかりやすいしょう。

コンサルタントから専門的な知見を活かしたアドバイスも受けられます。

ハイスタ会計士|公認会計士向け・監査法人からの転職に強い

ハイスタ会計士

ハイスタ会計士は、今回ご紹介する転職エージェントの中でも、公認会計士・事業会社への転職に特化した専門エージェントです。

  1. 非公開求人数が全体求人の約9割
  2. 公認会計士の転職支援に特化したキャリアアドバイザーが在籍
  3. 監査法人転職・CFO候補・財務マネージャなどハイクラス求人提案
  4. ひとりひとりのスキルと経験を活かしたキャリア形成に強み
  5. 入社後のフォローも長期的に受けられる
  6. 会計事務所・税理士事務所への転職ルートも完備

大量の求人を送ってくるだけのエージェントとは違い、ひとりひとりに合った、『活躍できる環境』の提供に重きを置いているため、ミスマッチのない転職が可能

監査法人からの転職、事業会社でのCFO候補など、IPO準備中企業やハイクラス求人特化の転職が可能ですので、スキル・強みを活かした転職活動を進めることができます

公式サイト:https://hi-standard.pro/cpa/

レックスアドバイザーズ|公認会計士が推奨する転職支援サービス

レックスアドバイザーズ
公式サイト:https://www.career-adv.jp/

REXアドバイザーズ」は公認会計士・税理士・経理・財務の転職に特化した転職サイトです。経理・財務求人が豊富で質の高いサポートが受けられ、財務経験のあるミドル層&ハイキャリア向け求人が豊富なのが特徴。

経理・財務領域専門のサイトなので業界・職種事情を知り尽くしており、求職者の経歴をもとにキャリアアップできる転職をサポートしてくれます。求人傾向としては30代・40代の実務経験者向けの求人や年収600万円以上のハイキャリア向けの求人が豊富です。

キャリアコンサルタントの質が高く対応が丁寧と利用者からの評判がよいのが特徴です。丁寧なサポートを受けたい人はもちろん、キャリアプランを決めかねている人も相談する価値があります。

15分程度で「ちょっと聞きたい」にも応えてくれるカジュアルキャリア相談もあるので、会計業界の転職で疑問点などがある人はまずはこちらを利用してみてもよいでしょう。

公式サイト:https://www.career-adv.jp/

MS-Japan|公認会計士等の士業・管理部門の転職NO.1

MS

MS-Japan」は経理・財務などの管理部門および士業に特化した転職エージェントです。

各職種に対する深い理解や知識があり、最新の市場動向にも精通しているため最適なキャリアプランを提供してくれます。一般企業の経理だけでなく税・会計事務所などへの転職を視野に入れている方にもおすすめです。

MS-Japanの主な特徴

  1. 求人件数5,000件以上
  2. 経理・財務求人件数1,600件以上
  3. メーカー、コンサルティング業界の求人が豊富
  4. 取引する企業への与信を徹底する堅実なエージェント

公式サイト:https://www.jmsc.co.jp/

マイナビ会計士|大手マイナビの公認会計士・USCPA専門の転職エージェント

マイナビ会計士

公式サイト:https://cpa.mynavi.jp/

マイナビ会計士」は大手総合型のマイナビエージェント系列ですが、業界に精通した専任のアドバイザーがいるという特徴があります。求人の傾向として、大手はもちろん、中小企業やベンチャー企業など、経験が少なくてもチャレンジできる案件も多数扱っています。そのため経験の少ない20代~30代にフィットしやすく若手の転職に強いと評判です。

未経験者歓迎求人も豊富で未経験者にも丁寧にアドバイスしてくれるため、スキルや経験に自信がない方でも安心して活動できるでしょう。

マイナビ会計士の主な特徴

  1. 求人件数4万件以上
  2. 経理・財務求人件数500件以上+非公開求人
  3. IT業界の求人が豊富
  4. 若手の転職に積極的

公式サイト:https://cpa.mynavi.jp/

ジャスネットキャリア|会計士・経理特化の転職エージェント

ジャスネットキャリア

公認会計士・税理士・経理職の求人に特化した「ジャスネットキャリア」。非公開求人は99%と、そのほとんどが一般には出回らない質の高い求人です。人材紹介以外にも人材派遣や人材教育分野での事業を展開しているため、ジャスネットキャリアにしかない求人情報を多く保有しています。

ジャスネットキャリア主な特徴

  1. 求人件数2,600件以上+非公開求人
  2. 経理・財務求人1,200件以上+非公開求人
  3. メーカー、サービス業界、監査法人・会計・税務事務所の求人が豊富
  4. サービスの専門性が高い

公式サイト:https://career.jusnet.co.jp/

HUPRO(ヒュープロ)|会計事務所求人数は業界最大級

ヒュープロ

『最速転職HUPRO』は、紹介案件の9割以上が会計事務所の求人となり、特化型転職エージェントとして豊富なデータベースをご用意しております。一般には公開されていない非公開の独占求人も多数掲載。

簿記2級を取得したから資格を活かして転職したい。金融業界出身だけど、もっと税務や会計の専門性を身につけるべく転職したいといった方におすすめの転職サイトです。

内定までのスピードに強みを持っており、登録から泣いてまで最短1週間という実績もあるようです。

公式サイト:https://hupro-job.com/

doda|経理求人含め国内最大級の求人数

doda

doda」は豊富な求人数とサポートの質に定評がある転職エージェントです。応募書類の添削や面接対策に力に入れていることでも知られています。企業から直接オファーが届くスカウトサービスもあります。

「企業ブロック設定」で特定の企業からのスカウトをブロックしたり個人情報を非公開にしたりできるため安心です。

dodaの主な特徴

  1. 求人件数13万件以上
  2. 経理求人件数4,000件以上+非公開求人
  3. メーカー、IT・通信業界の求人が豊富
  4. 求人とサポートの質が安定しており総合力が高い

公式サイト:https://doda.jp/

WARCエージェント

公式サイト:https://candidate.synca.net/

最近業界内でも話題になっているのが「WARCエージェント」です。優れた営業力と知名度で多くの優良企業が利用しているため、求人の質が高いのが特徴です。

  • 経営管理部門のプロフェッショナル人材と企業を繋ぐ転職支援
  • 特にベンチャー業界を中心としたキャリアアップ・チャレンジに強い
  • ベンチャー企業のハイレイヤーポジションの支援が得意

公式サイト:https://candidate.synca.net/

ビズリーチ|ハイクラス特化のスカウト転職サイト

ビズリーチ
公式サイト:https://www.bizreach.jp/

「ビズリーチ」年収600万円以上のハイクラスキャリア支援に特化したスカウト型転職サイトです。登録しているヘッドハンターが保有する求人はほぼ年収800万円以上の非公開求人となっており、業界最大手の転職サイトを運営しているノウハウを生かした成長企業の求人を多数保有しています。

  1. 求人件数10,000件以上(会計士・経理・財務の求人多数)
  2. 小売、IT業界などの求人が豊富
  3. 女性歓迎の求人も豊富

公式サイト:https://www.bizreach.jp/

JACリクルートメント

JAC

JACリクルートメント」は外資系企業、海外進出企業に強い転職エージェントです。基本的にハイスペック(高学歴、語学力あり、マネジメント経験ありなど)な人材向けの求人が中心なので誰にでもマッチするわけではありませんが、グローバルな働き方をしたい方には向いています。英文レジュメ作成のアドバイスなどJACリクルートメントならではのサービスが受けられます。

JACリクルートメントの主な特徴

  1. 求人件数1万5,000件以上
  2. 会計士求人150件以上
  3. 機械・自動車、IT、コンサルティング業界の求人が豊富
  4. 外資系の高収入案件に強い

公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

転職サイト特 徴
ハイスタ会計士
公認会計士の専門転職サイト。求人のミスマッチがない。CFO候補、監査法人、IPO準備中の事業会社求人が豊富。
REXアドバイザーズ
公認会計士、会計人材に特化した専門転職エージェント。監査法人や会計事務所、事業会社などを中心とした会計・税務の案件が豊富。
MS-Japan
士業を含む公認会計士、経理/財務などの管理部門および士業に特化した転職エージェント。
マイナビ会計士
大手はもちろん、中小企業やベンチャー企業など、経験が少なくてもチャレンジできる案件も多数扱っている。
ジャスネットキャリア
公認会計士・税理士・経理職の求人に特化。非公開求人は99%と、そのほとんどが一般には出回らない質の高い求人で構成。

公認会計士が転職エージェントを利用する7つのメリット

まずは、公認会計士の転職において転職エージェントの利用が必須である理由をご説明します。

非公開求人との出会い

転職エージェントを利用することで、一般に公開されていない非公開求人にアクセスできることが大きなメリットです。公認会計士の求人は、その専門性や重要性から非公開で募集されることが多くあります。これらの求人は、転職エージェントを通じてのみ応募可能なため、競争率が低く、転職成功の確率が高まります。

特に、大手企業や有名企業の求人、好条件の求人は非公開であることが多いため、転職エージェントを利用することで、より良い転職先を見つけられる可能性が高くなります。また、非公開求人は企業側が特定のスキルや経験を持つ候補者を求めていることが多いため、自分のキャリアや経験に合った求人に出会える可能性も高くなります。

コンサルタントによる専門的なキャリアアドバイス

公認会計士に特化した転職エージェントでは、会計業界に精通したキャリアアドバイザーが対応してくれます。これらのアドバイザーは、会計業界の動向や求人市場の最新情報を把握しており、公認会計士のキャリアパスについて深い知識を持っています。

そのため、単なる求人紹介だけでなく、長期的なキャリア形成についての助言も受けられます。自分の強みや弱み、市場価値を客観的に分析し、今後のキャリアプランを立てる上で貴重なアドバイスを得ることができます。また、会計業界特有の転職事情や、異業種への転職の可能性についても相談できるため、より広い視野でキャリアを考えることができます。

効率的な転職活動が可能に

転職エージェントを利用することで、転職活動の効率が大幅に向上します。公認会計士は通常、繁忙期には非常に忙しく、転職活動に割ける時間が限られています。転職エージェントは、求職者の希望や経験に基づいて適切な求人をピックアップし、紹介してくれるため、自分で膨大な求人情報を探す手間が省けます。

また、エージェントが応募先企業との連絡や面接日程の調整を代行してくれるため、時間と労力を節約できます。さらに、複数の求人に同時に応募することも可能になり、短期間で効率的に転職活動を進められます。これにより、限られた時間内で最適な転職先を見つけられる可能性が高まります。

履歴書・職務経歴書の添削支援

転職エージェントを利用すると、履歴書や職務経歴書の作成に関する専門的なアドバイスを受けられます。公認会計士の経験やスキルを効果的にアピールする方法や、各企業の求める人材像に合わせた書類の作成方法など、細かな指導を受けることができます。

エージェントは多くの転職成功例を見ているため、どのような点をアピールすれば書類選考を通過しやすいかを熟知しています。また、公認会計士特有の専門用語や業務内容を、一般企業の人事担当者にも分かりやすく伝える方法についてもアドバイスを受けられます。これにより、書類選考の通過率が向上し、面接の機会を増やすことができます。

面接対策のサポート

転職エージェントは、面接対策においても強力なサポートを提供します。公認会計士の転職面接では、専門的な知識や経験を効果的にアピールする必要がありますが、エージェントは各企業の面接傾向や重視するポイントを把握しているため、的確な対策を立てることができます。

模擬面接を通じて、自己アピールの仕方や質問への回答方法をブラッシュアップできるほか、企業研究の方法や面接時の態度など、細かな点についてもアドバイスを受けられます。また、面接後のフィードバックを企業から得て、次の面接に活かすこともできます。これらのサポートにより、面接での成功率を高めることができます。

年収交渉のサポート

転職エージェントは、求職者に代わって転職先との年収交渉を行ってくれます。公認会計士の市場価値は経験や専門性によって大きく異なるため、適切な年収交渉は転職成功の鍵となります。エージェントは業界の相場を熟知しており、求職者の経験やスキルに基づいて適正な年収を判断し、交渉してくれます。また、転職先の企業規模や業界、ポジションなどを考慮しながら、最適な条件を引き出すことができます。

直接交渉するよりも客観的な立場で交渉できるため、より良い条件を引き出せる可能性が高まります。さらに、年収以外の福利厚生や働き方の条件についても交渉してくれるため、総合的に満足度の高い転職を実現できます。

企業情報の詳細な提供

転職エージェントは、応募先企業に関する詳細な情報を提供してくれます。公開情報だけでは分からない企業の内部事情や、実際の職場環境、組織文化などの情報を得ることができます。これは、公認会計士が新しい環境に適応する上で非常に重要な情報となります。また、企業の財務状況や将来性、業界内での位置づけなど、専門的な観点からの情報も提供してくれます。

さらに、過去に同じ企業に転職した公認会計士の体験談や、現在の従業員の声なども聞くことができる場合があります。これらの情報は、転職先を選ぶ際の重要な判断材料となり、ミスマッチを防ぐことができます。結果として、長期的に満足できる転職先を見つけられる可能性が高まります。

公認会計士が企業の経理として転職する際も転職エージェントを有用

経理経験者の場合|より正確な評価を伝えるため

経理は経験が求められる職種です。したがって経理の経験が豊富な方は転職エージェントを利用せずとも転職できる可能性は十分にあります。しかし「転職できる」のと「満足のいく転職ができる」のは別問題です。経験があるからこそしっかり評価してもらえる企業を探すべきでしょう。

経験に見合った求人を自分で探すとなると時間や手間がかかり非効率です。さらにハローワークや求人誌などに載っている限られた求人の中から探さなくてはなりません。

転職エージェントを利用すると、転職情報に精通したコンサルタントが求職者に代わって求人を探してくれるため効率的です。また、一般には出回らない非公開求人を多数扱っているため、

  1. 「給与が高い」
  2. 「評価制度が整っている」
  3. 「残業が少ない」など

自分にとってよい企業が見つかる可能性が高まります。条件面などの交渉もおこなってくれるため、せっかくあるスキルや経験を買い叩かれることなく、適切に評価したうえで採用にいたりやすくなります。

また、経理経験者の中でもブランクがあり再就職を目指す方の場合、採用担当者が気にするのはブランクによる働く意欲や職務能力の低下です。

  • なぜ職を離れたのか
  • もう一度経理として働きたい理由は何か
  • ブランクをどう埋めようと努力しているのか

などを説明する必要があり、これにはコツがいります。転職エージェントに相談し、採用担当者の不安を払拭できるような応募資料の作成や面接対策をする必要があるのです。

経理未経験者の場合|応募できる求人の最大化が可能

経理経験がない方の場合、そもそも応募できる求人が少ないという現実があります。経理は専門性が高く、多くの企業では中途採用者をゼロから教育する余裕がないこともあり、「即戦力」を求める傾向にあるからです。

不利な状況の中で転職を成功させるには、まずは「より多くの求人の中から探す」ことが大切です。そのためには多数の求人を扱う転職エージェントの利用は不可欠だといえるでしょう。

未経験でも他職種における経験をアピールすることで経理として転職できる可能性があります。そのために必要なのは経験やスキルの棚卸ですが、経理未経験だと何が経理に役立つ経験・スキルなのかが分かりにくいものです。

転職エージェントに相談し、これまでの経験の中から経理に役に立つスキルを棚卸すれば、今ある武器で戦える見込みが立つでしょう。

公認会計士に強い転職エージェントの特徴と選び方と比較すべきポイント

転職エージェントは多数ありますが、経理職の転職では主に次のポイントを意識し、比較しながら選びましょう。

  1. 経理の求人を多く扱っているか
  2. 専門的な知見からのアドバイスを受けられるか
  3. 自分の目的や状況に合った求人を扱っているか

会計士求人の質と量

せっかく転職エージェントを利用しても会計士の求人が見つからなければ意味がないためm非常に大切なポイントです。まずは大手の転職エージェントに登録されるのがおすすめですが、経理職特化型の転職エージェントには高年収の非公開求人が多数眠っているので、併用して利用されるのがおすすめです。

また、公認会計士向けの求人の質もエージェントを選ぶ上で重要なポイントです。単に求人数が多いだけでなく、求職者のキャリアステージや希望に合った質の高い求人を提供できるかどうかが鍵となります。

大手総合型エージェントである「リクルートエージェント」や「doda」は、豊富な求人数を誇りますが、公認会計士特有の求人は限られている可能性があります。一方、「MS-Japan」やハイスタ会計士などの特化型エージェントは、公認会計士向けの質の高い求人を多く保有しています。

また、非公開求人の割合も重要です。ハイスタ会計士では全体求人の約9割が非公開求人とされており、競争率の低い魅力的な求人に応募できる可能性が高くなります。さらに、CFO候補やマネージャークラスなどのハイクラス求人を多く扱うエージェントもあり、キャリアアップを目指す公認会計士にとっては魅力的な選択肢となります。

専門性と業界知識

公認会計士の転職支援に特化したエージェントを選ぶことが重要です。専門性の高いエージェントは、会計業界の動向や求められるスキル、キャリアパスについて深い知識を持っています。これにより、求職者の経験や能力を適切に評価し、最適な求人を紹介することができます。

例えば、ハイスタ会計士マイナビ会計士などの特化型エージェントでは、公認会計士の業務内容や監査法人、事業会社の財務部門などの特性を熟知したキャリアアドバイザーが在籍しています。彼らは公認会計士特有のキャリアの悩みや転職の課題を理解し、的確なアドバイスを提供できます。

また、業界特化型のエージェントは、会計業界内のネットワークも豊富で、非公開求人や独占求人などの貴重な情報にアクセスできる可能性が高くなります。これにより、一般的な転職サイトでは見つけられないような魅力的な求人に出会えるチャンスが増えます。

サポート体制の充実度

転職活動を成功に導くためには、エージェントのサポート体制が充実していることが重要です。具体的には、キャリアカウンセリング、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、企業情報の提供、年収交渉のサポートなどが含まれます。

例えば、マイナビ会計士では、年間300件以上の転職支援実績を持つキャリアアドバイザーが在籍しており、きめ細かなサポートを受けられます。また、ジャスネットキャリアでは、現場とのコミュニケーションを密に取り、ミスマッチの少ない提案を心がけています。

パソナキャリアのように、オリコン顧客満足度調査で高評価を得ているエージェントは、サポート体制の充実度が高いと言えます。転職活動の各段階で適切なアドバイスや支援を受けられることで、より効果的な転職活動が可能になり、成功の確率が高まります。

転職成功率と実績

エージェントの転職成功率や実績は、そのエージェントの信頼性と効果を示す重要な指標です。公認会計士の転職支援において豊富な実績を持つエージェントは、業界内での信頼も厚く、より多くの優良企業とのパイプを持っている可能性が高くなります。

例えば、MS-Japanは30年以上の実績を持ち、上場企業との取引実績が豊富です。また、TACキャリアエージェントは2万人を超える転職希望者の支援実績があり、信頼性の高さがうかがえます。転職成功率については、各エージェントが公表している数字を参考にすることができますが、単純に数字だけでなく、どのような企業への転職が多いか、年収アップの実績はどうかなども考慮する必要があります。

例えば、ある転職エージェントでは転職成功者の平均年収増加率が186%という実績もあります。

企業とのマッチング精度

公認会計士の転職において、企業とのマッチング精度は非常に重要です。スキルや経験だけでなく、企業文化や将来のキャリアパスなども考慮した適切なマッチングが、転職後の満足度や長期的なキャリア成功につながります。例えば、ハイスタ会計士では、求職者と企業担当を同じアドバイザーが担当する「両手型」のシステムを採用しており、ミスマッチの少ない転職を実現しています。

また、コトラのようにAI分析を活用して求職者と求人のマッチングを行うエージェントもあり、客観的なデータに基づいたマッチングが期待できます。マッチング精度の高さは、転職後の定着率にも反映されます。エージェントによっては、転職後のフォローアップも行っており、長期的な視点でのキャリア支援を提供しています。

このような取り組みは、単に転職を成功させるだけでなく、転職後の満足度や成長にも寄与し、公認会計士のキャリア形成を総合的にサポートすることにつながります。

コンサルタントとの相性

会計士求人や経理の仕事事情に精通しているコンサルタントに相談すると、希望の求人を伝える際の意思疎通がスムーズで、希望にあった求人を紹介してくれやすいといえます。「的外れな求人ばかり紹介される」といったこともないでしょう。採用担当者の心に響く応募書類の作成や面接対策なども任せられます。

さらに、自分の目的や状況にあった求人を扱っているのかも大切です。転職エージェントにはそれぞれ強みがあるため、自分の希望を叶えてくれるのかをチェックしましょう。考え方としては次のようなイメージです。

  1. 仕事と家庭を両立させたい、女性が働きやすい職場を探したい……女性の転職に強いエージェントを選ぶ
  2. 経験が少ないけど経理に転職したい……若手の転職に強いエージェントを選ぶ
  3. 転職が初めてだから不安……丁寧なサポートに定評があるエージェントを選ぶ

転職を早期に決めたい公認会計士が転職エージェントを使いこなすポイント

納得のできる転職を成功させるために、転職エージェントを使う際のポイントを押さえておきましょう。

転職エージェントを使う目的を整理する

転職エージェントの利用は基本的に無料ですが、やみくもに利用するのでは時間や労力が無駄になってしまいます。そのため転職エージェントを利用する目的を整理することが大切です。

  1. 転職するかどうかを迷っているためアドバイスがほしい
  2. 転職の方向性は決まっているが面接に自信がないため対策してほしい

このような目的を整理しておくと、転職エージェントとのやり取りや面談で有意義な時間を過ごせるはずです。

早めに転職したい場合のコツ

今すぐにでも転職したい方は「よい求人があればすぐにでも応募したい」と伝えておきましょう。エージェントが担当する求職者はひとりではないため、どうしても転職意欲の高い人、早めに転職したい人を優先的に紹介することになります。

今の職場での引継ぎ等を考慮すると転職時期が決められない方も多いでしょうが、応募しない限りは転職の可能性はないため積極的な姿勢を見せることが大切です。

定期的に連絡をとる

担当者によってはこまめに連絡をくれる人もいますが、基本的にはこちらから定期的に連絡するスタンスでいましょう。目安は2週間に1度です。

また、紹介された案件に応募しない場合、どこが希望と違ったのかを伝えるようにしましょう。お互いに認識のズレがあるままだと、いつになっても希望の案件を紹介してもらえずなかなか応募にいたりません。

もちろんご自身の経験やスキルによって完全に希望通りの案件を紹介してもらうのは難しい場合があります。しかし単なるコミュニケーション不足によって生じる認識のズレがなくなれば、より希望に近い案件を紹介してもらいやすくなるはずです。

少なくとも2社以上を併用する

転職エージェントによって保有案件が異なるため、原則として2社以上に登録することが大切です。複数のエージェントを利用して求人を網羅することで、自分に合った求人を見つけやすくなるでしょう。

担当者との相性を確かめるという点でも、複数を利用することで自分好みのエージェントに出会いやすくなるといえます。

エージェントの併用についての注意事項

同じ案件に対して別々のエージェントから応募するのは避けましょう。異なるエージェント経由で応募があれば企業の担当者は混乱しますし、コンサルタントも求職者に対して不信感を抱きかねません。いずれもあまりよい結果にならないと予想されるため、ひとつの案件につき誰に任せるかは決めるべきです。

迷ったら総合型と専門特化型の併用がおすすめ

どのエージェントがよいのか迷ってしまうときは、大手総合型から1社と、専門特化型から1社を選ぶのがおすすめです。多数の求人を網羅しつつ、専門性の高い情報を得られるため堅実な方法だといえます。

さらに目的や状況に応じてピンポイントで1社を追加し、3社を利用するのもよいでしょう。

あまり多く登録してもエージェントとのやり取りだけで大変になってしまうため、2~3社が目安となります。

コンサルタントとの相性を見極める

コンサルタントにもいろいろなタイプの人がいますので、必ずしも自分と相性がよいとは限りません。「自分の希望を理解してもらえない」「やり取りがスムーズではない」などと思ったら担当を変えてもらうことも必要です。

担当変更が難しい場合や、そもそも希望の求人を扱っていないと思ったら転職エージェント自体の変更も検討しましょう。

便利なツールを活用する

「通勤中などのすき間時間を活用したい」「さらに効率を上げてスピーディーな活動をしたい」といった場合には便利なツールが役立ちます。

  1. 職務経歴書作成ツール
  2. スマートフォンで求人情報を受けられるアプリ
  3. 適性診断ツール

こうしたツールを展開している転職エージェントがありますので、上手に利用して活動に役立てましょう。

転職サイト特 徴
ハイスタ会計士
公認会計士の専門転職サイト。求人のミスマッチがない。CFO候補、監査法人、IPO準備中の事業会社求人が豊富。
REXアドバイザーズ
公認会計士、会計人材に特化した専門転職エージェント。監査法人や会計事務所、事業会社などを中心とした会計・税務の案件が豊富。
MS-Japan
士業を含む公認会計士、経理/財務などの管理部門および士業に特化した転職エージェント。
マイナビ会計士
大手はもちろん、中小企業やベンチャー企業など、経験が少なくてもチャレンジできる案件も多数扱っている。
ジャスネットキャリア
公認会計士・税理士・経理職の求人に特化。非公開求人は99%と、そのほとんどが一般には出回らない質の高い求人で構成。

公認会計士向けの転職エージェントを利用する際によくある質問

転職エージェントの利用で、会計士の転職成功率はどれくらい向上するのか?

転職エージェントを利用することで、公認会計士の転職成功率は大幅に向上する可能性が高いと言えます。

具体的な数字は明確ではありませんが、以下のような理由から転職成功率の向上が期待できます。

  1. 非公開求人へのアクセス:転職エージェントを通じて、一般に公開されていない非公開求人に応募できます。『ハイスタ会計士』では全体求人の約9割が非公開求人とされており、競争率が低く転職成功の確率が高まります
  2. 専門的なキャリアアドバイス:公認会計士に特化したエージェントでは、業界に精通したキャリアアドバイザーが対応します。これにより、自分の市場価値を適切に評価し、最適な求人を紹介してもらえる可能性が高くなります
  3. 効率的な転職活動:エージェントが求職者の希望や経験に基づいて適切な求人をピックアップし、応募先企業との連絡や面接日程の調整を代行してくれるため、短期間で効率的に転職活動を進められます
  4. 書類作成・面接対策のサポート:履歴書や職務経歴書の作成に関する専門的なアドバイスや、面接対策のサポートを受けられます。これにより、書類選考の通過率や面接での成功率が向上します
  5. 年収交渉のサポート:エージェントが求職者に代わって転職先との年収交渉を行ってくれるため、より良い条件を引き出せる可能性が高まります
  6. 企業情報の詳細な提供:公開情報だけでは分からない企業の内部事情や実際の職場環境などの情報を得られるため、ミスマッチを防ぎ、長期的に満足できる転職先を見つけられる可能性が高まります

具体的な成功率の例として、『マイナビ会計士』では初めて転職活動をした人の成約実績が全体の70%とされています。また、ある転職エージェントでは転職成功者の平均年収増加率が186%という実績もあります。ただし、最終的な成功は求職者自身の努力や市場の状況にも左右されるため、エージェントのサポートを最大限活用しつつ、自身も積極的に転職活動に取り組むことが重要です。

転職エージェントを利用することで平均年収はどのくらい増加する?

転職エージェントを利用することで、平均年収増加率は約10〜20%程度と考えられます
  1. エイチームが実施した調査によると、転職エージェント利用者の42.9%が年収アップに成功
  2. 同調査では、転職エージェント利用者の年収アップ平均金額は88.7万円
  3. 非利用者は79.5万円で、利用者の方が9.2万円高くなっている
  4. dodaエージェントサービスのデータによると、転職者の平均年収アップ金額は90万6,274円。転職前の平均年収が414万2,559円
  5. 一般的な転職での年収アップの相場は、前職の5〜10%程度
  6. 厚生労働省の調査では、転職成功者のうち年収がアップした人の割合は34.6%

これらのデータから、転職エージェントを利用することで、一般的な転職よりも高い確率で年収アップを実現できる可能性があり、その増加率も平均して10〜20%程度高くなる傾向があると言えます。

公認会計士の転職エージェントへの利用満足度は?

転職エージェントを利用することで、公認会計士の転職満足度は一般的に高くなる傾向にあります

具体的な数字は明確ではありませんが、以下のような理由から転職満足度の向上が期待できます。

  1. 専門的なキャリアアドバイス
  2. 非公開求人へのアクセス
  3. 効率的な転職活動
  4. 年収交渉のサポート
  5. 企業情報の詳細な提供
  6. 書類作成・面接対策のサポート

具体的な数字としては、ある調査によると転職エージェント利用者の42.9%が転職後に年収アップを実現しており、これは非利用者の36.0%よりも高い割合となっています。また、Ms-Japanの「転職エージェントの満足度」の調査によれば「非常に満足している」が13.9%、「どちらかというと満足している」が56.0%と、69.9%が「満足している」と回答。

公式サイト:https://company.jmsc.co.jp/info/2024/0430_11960.html

これらの要因により、転職エージェントを利用することで公認会計士の転職満足度は一般的に高くなると考えられます。

転職エージェントの料金はが無料の理由は?

転職エージェントの利用料金について、以下のポイントをまとめました
  1. 求職者側の費用
  • 転職エージェントの利用は求職者にとって基本的に無料です
  • 登録、面談、求人紹介、書類添削、面接対策などのサービスが無料で受けられます
  1. 企業側の費用
  • 企業が転職エージェントに支払う手数料の相場は、採用した人材の理論年収(想定年収)の30〜35%程度です
  • 例えば理論年収500万円の場合、企業の支払う手数料は150〜175万円程度となります
  1. 無料の理由
  • 転職エージェントは「成功報酬型」のビジネスモデルを採用しており、企業からの手数料で運営されています
  • 職業安定法により、求職者から手数料を徴収することは原則禁止されています
  1. 付随する費用
  • 面談や面接時の交通費、通信費などは求職者の自己負担となる場合があります
  1. 特殊なケース
  • ビズリーチ」のようなハイクラス向けサービスでは、有料オプションがある場合もあります
  • ヘッドハンティング型のサービスでは、手数料が35%以上になることもあります

以上のように、転職エージェントは求職者にとっては基本的に無料で利用できるサービスですが、企業側は採用成功時に一定の手数料を支払う仕組みとなっています。

まとめ

公認会計士の転職を成功させるには、転職エージェントの利用が必要不可欠です。求人紹介はもちろん、スケジュール調整や面接対策、内定後まで幅広くサポートしてくれます。

今回紹介したエージェントごとの特徴や活用のポイントを参考に、ご自身の希望を叶えてくれる転職エージェントを見つけましょう。

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