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アガルートの予備試験・司法試験講座の評判と口コミ・料金を徹底検証|利用メリットとおすすめの人とは?

【テレビCM】 人生変えちゃう編|アガルートアカデミー

公式サイト:https://www.agaroot.jp/shiho/

司法試験・予備試験は言わずと知れた超難関資格試験です。合格までに数年かかるのも普通ですが、アガルートアカデミーなら短期間での合格も夢ではありません。アガルートアカデミーは2015年の開校以来、司法試験・予備試験をはじめとする難関試験で多くの合格者を輩出してきた今注目のオンライン予備校ですが、具体的にどのような特長があるのでしょうか?

この記事ではアガルートアカデミーの司法試験・予備試験対策講座を取り上げ、特長や利用のメリット、口コミ・評判を紹介します。

目次

アガルートアカデミー司法試験講座の特長

最初に、アガルートアカデミー司法試験講座の特長を解説します。

驚異の合格実績を誇る新興のオンライン予備校

令和3年の司法試験合格者1421名のうち、アガルート生は669名です。合格者占有率は47.8%と高い結果を残しています。

アガルート
公式サイト:https://www.agaroot.jp/shiho/

アガルートは2015年開校の比較的新しいオンライン予備校ですが、近年は特に司法試験・予備試験の合格実績で高い実績をあげており、司法試験合格を目指す人から注目を浴びています。

業界トップクラスの講師数と質

アガルート司法試験・予備試験講座の講師数は11名以上と業界トップクラスを誇り、司法試験講座の講師陣は全員が新司法試験合格者です。

講師陣を新司法試験合格者でそろえている予備校はアガルートだけです。アガルートでは新司法試験と旧司法試験は科目数や傾向が大きく異なるため、講師陣が新司法試験に合格していることは重要だと考えています。

講師陣は法的知識があるのはもちろん、司法試験や予備試験の受験指導経験が豊富なので学習中のつまずきやすいポイントや受験ノウハウを徹底的に教えてくれます。

最短合格を狙える独自のカリキュラム

アガルートでは受講当初から論文式対策を始め、短答式は予備試験の半年前から始めるという独自のカリキュラムを採用しています。

ほかの予備校では、本試験の順番と同じように短答式→論文式で進めるカリキュラムを多く見かけます。しかし短答式は最初にやっても忘れるので、試験が近くなってから集中的に行うのが短期合格のセオリーです。その分、論文式対策に時間をかけることで合格の確実性を高めています。

質の高いオリジナルテキスト

アガルートの大きな特長といえるのが質の高いテキストです。担当講師が企画から携わるオリジナルの内容で、必要な情報だけが集約されています。

図表が多く視覚的に分かりやすい、ほかの教材や問題集とリンクしている、最新の判例や学説もこまめに更新されているなど受講生からの評価が非常に高くなっています。

新機能「デジタルブック」で利便性がアップ

アガルートのテキストは従来からある紙タイプなので、外出先で学習したい場合にはテキストを持ち歩く必要があり、その点がデメリットとして指摘されてきました。しかし、現在はデジタルブック機能が追加され、Web上でテキストを確認できるようになり利便性がアップしています。

充実の個別フォロー体制

オンライン予備校の場合、通学型と比べて個別フォロー体制が弱く、受講生は不安を抱えながら学習するというデメリットがあります。しかしアガルートはオンライン予備校とは思えないほど個別フォローに力を入れています。

  1. 講座内のFacebookグループで質問は何度でも無料
  2. Zoomで毎月1回30分程度の無料カウンセリング
  3. 毎月1回動画でホームルーム(カリキュラムの進め方やよくある質問の動画配信)
  4. 論文のオンライン添削指導100通分
  5. マネージメントオプション(有料)で週1回1時間以上の個別指導

多機能な受講システム

アガルートではテキスト同時表示や8段階の倍速機能、Webテキストなど多機能な受講システムが整っています。たとえば倍速機能を使うと、1回転目はじっくり時間をかけて視聴し、2回転目以降はスピードをあげて視聴することで学習時間を短縮することができます。

公式サイト:https://www.agaroot.jp/shiho/

アガルート司法試験講座の良い口コミと評判

ここからは実際にアガルートを利用した方の口コミ・評判を確認しましょう。まずはよかった点を挙げている口コミを紹介します。

コンパクトで質の高い講義・テキスト

非常に多いのが講義とテキストの質に関する口コミです。オリジナルテキストの質は合格に必要な情報が凝縮されており、講義も長すぎないため記憶の維持ができると評価が集まりました。

「伊藤塾の入門講座と比べて必要十分にコンパクトにまとまっており、最小限の時間で合格水準の知識を得られます。」

アガルートアカデミー|合格者の声

科目を3回転する指導方法が画期的

アガルート独自のカリキュラム・指導方法に関するよい口コミも多くありました。

「私は、一つの物事をじっくり取り組む性格でありますが、時間が経つと最初に学んだことを忘れてしまうことがありました。そのため、1つの科目を3周回すという指導方法は、私にとって画期的なものであり、大変効率の良いものだと感じました。」

アガルートアカデミー|合格者インタビュー

マネージメントオプションを利用してよかった

マネージメントオプションは高額ながら非常に評判のよい制度なので、実際に使ってよかったとの声が多数ありました。

参考:司法試験|予備試験最短合格カリキュラム|マネージメントオプション

時間さえ許すのなら「過去問はフルで書く」、これを大事にしていただければと思います。あんな大失敗した私が言うのもどうかと思いますが、マネージメントオプションの個別指導は、そうした「相場観」を掴む場として非常に有用で本当にオススメです。

アガルートアカデミー|合格者の声

「合格の決め手は、マネージメントオプションであると思います。(中略)もし、マネージメントオプションを追加しておらず先生方の指導を受けていなかったら、確実に落ちていたと思います。」

アガルートアカデミー|合格者の声

他社と比べて低価格で利用しやすい

価格が利用しやすいといった口コミ・評価もあります。

「当時、アガルートの講座を選択したのは、他の予備校の講座に比べて金額が著しく安かったためです。」
参考:アガルートアカデミー|合格者インタビュー

アガルート司法試験講座の悪い口コミと評判

続いて、悪い口コミ・評判も確認しましょう。

初学者にはやや難しい講義

講義の内容に関して、やや難しいといった声がちらほらありました。特に初学者の場合は難しいと感じることがあるようです。

「工藤先生の講義はやや法律を知っている人向けの解説で初心者には難しい印象があります。」
参考:難関資格マニア|アガルートの評判・口コミ‐予備試験【現役受講生レビュー】

全国模試・答練がない

アガルートには大手予備校が実施しているような全国模試や答練がないため、その点を弱みだと感じる人もいました。

「アガルートの弱いところを強いて言えば、全国的な答練・模試を開催していない点くらいです。ただ個人的には、模試や答練は、老舗の予備校を利用して、インプットは、アガルートが一番賢い選択なのではないかと考えています。」
参考:司法試験・予備試験応援サイト|上位合格者がアガルートの予備試験・司法試験講座ってどうなの?口コミ・評判は?を徹底解説

アガルートアカデミー司法試験講座を利用するメリット

アガルートの司法試験講座を利用するメリットを紹介します。

メリハリのある学習で効率よく合格に近づける

アガルートの基礎講座は300時間と比較的短めに設定されています。長すぎる講座時間では記憶の維持が難しく、それよりも基礎講座は重要論点に絞ることでその分の時間を論文対策へまわすほうが最短合格に近づけるからです。

時間と場所を選ばず学習できる

講義時間は1chapterあたり10分~20分程度の短い設定です。これにより、まとまった時間が取れなくても集中して視聴でき、スキマ時間を活用できます。

また無料の講義音声ダウンロードやUSBメモリオプションでオフラインでの視聴も可能なので、場所を選ばず学習できるのが便利です。

特に社会人の方は学習時間が限られているため、これらの機能をうまく使って短期間で効率よく知識を定着させていける意味は大きいでしょう。

講師による直接指導を受けられる

講師から直接指導を受けられるのはアガルートの大きなメリットです。オプションなしでも月1回の無料カウンセリングがあるため、学習の進め方や不安などを相談でき、オンライン予備校にありがちな孤独感・不安感が解消されます。

また有料ではあるものの、非常に評判がよいのがマネージメントオプションです。その人にあったオーダーメイドでのカリキュラム設計と個別の質問対応をしてくれるサービスで、2020年度予備試験合格率は全国平均4.16%に対してマネオプ生は20.29%と、4.9倍にもなりました

オンラインと通学の「いいとこ取り」ができるのは他社にはないメリットです。

論文式対策に力を入れている

司法試験・予備試験は論文式の重要度が非常に高い試験なので、アガルートでは論文式対策に力を入れています。論文添削指導は約100通、マネージメントオプションをつければプラス約150通で最大250通ものオンライン添削を受けることができます。

論文は他社でありがちなアルバイトではなく、講師が1通1通添削します。受講生の答案のクセを踏まえてアドバイスしてくれるため指導の密度が高く、添削数以上の効果があります。

また論文問題を読み解くために必要な情報が記載された論証集は、必要なフレーズや文章がコンパクトにまとまっており、初学者でも分かりやすいと評判が高いです。

アガルートの料金|司法試験・予備試験対策講座としてはお手頃な価格

講座・コース費用
予備試験最短合格カリキュラム768,460円(税込)
マネージメントオプション(通信指導)3,958,460円(税込)
アガルートの主要講座ー一覧

初学者向けの講座で一番おすすめな「予備試験最短合格カリキュラム」の価格は税込み649,600円[税込714,560円]です。

もちろんポンと出せる金額ではありませんが、司法試験・予備試験に総合的に対応できる講座としてはお手頃価格です。早期割引を使えば30%OFFになるので71万4,560円で受講できます。

たとえば近い講座として、

  • 伊藤塾の「司法試験 入門講座 予備試験1年合格コース」(本科生)は114万8,000円
  • LECの「予備試験 1年合格専用コース」(通信Web)は110万2,870円

です。大手予備校と比べると30万円近く価格を抑えることができます。

公式サイト:https://www.agaroot.jp/

アガルート司法試験講座の残念なところ・デメリット

アガルートの司法試験講座はメリットも大きいですが、手放しでおすすめできるわけではありません。人によってはデメリットに感じる部分もあるので確認しておきましょう。

オンライン学習システムがやや弱い

アガルートにはオンラインの問題演習機能、進捗管理機能といったものがありません。この点は同じオンライン予備校である資格スクエアやスタディングのほうが優れています。

もっとも、アガルートにはオンラインでの進捗管理機能はありませんが、詳細な学習スケジュールが組まれており講師のカウンセリングによる調整も可能です。そのためスケジュール管理に不安を感じる必要性は少ないと考えられます。

マネージメントオプションをつけると価格が高くなる

アガルート司法試験講座の価格は他社と比べてお手頃ですが、マネージメントオプションをつけると価格が跳ね上がります。

「予備試験最短合格カリキュラム」にマネオプをつけた場合
・通信指導:税込み197万7,800円
・ラウンジ指導:税込み266万5,300円

司法試験に合格して法曹界で活躍すれば回収できる金額ではあるものの、価格面で諦めざるを得ないと感じる方も出てくるでしょう。

高額でも利用価値は高い

確かに高額ではありますが、マネージメントオプションの利用価値は高いです。マネオプ生の学習継続率は93%なので、マネオプをつけることでモチベーションを保って学習していることが分かります。

  1. 週1回1時間の指導を約70回受けられる
  2. 毎回1~2通、最大150通の論文添削指導を受けられる
  3. 講義の進め方を個別に指導してもらえる

これだけのサポートを大手予備校で受けようと思えば、当然有料となり、アガルート以上の金額になってしまいます。

割引制度が充実しているので活用を

価格が高いマネージメントオプションですが、アガルートは割引制度が充実しているのではやめの情報収集で割引をうまく使うことで価格を抑えることができます。たとえば早期申込み割引30%OFFを使えば通信指導のマネオプなら税込み138万4,460円で受講できます。

ほかにも多数の割引制度があるので受講相談等で確認しつつ、活用してください。

  • 予備試験最短合格カリキュラム受講生限定割引:30%OFF
  • 他資格試験合格者割引:10%OFF
  • 他校乗換割引制度:10%OFF
  • 再受講割引:70%OFF など

参考:アガルートアカデミー|予備試験最短合格カリキュラム限定割引

講座やオプションの種類が多くて分かりにくい?

アガルートの司法試験講座は対策別・内容別に8つの体系で構成されており、目的にあわせて設計されたカリキュラムも複数あります。さらにオプションあり・なしでも学習の進め方が全く変わってくるので、自分に合った講座・カリキュラムが分かりにくい面があります。

無料の受講相談を利用すべき

自分に合った講座が分からない人のために無料の受講相談があります。電話・Zoom・メールのいずれかの方法で受講相談ができるため、適当に講座を購入せず相談することをおすすめします。ラウンジでのマネオプを希望している場合は飯田橋ラウンジを見学することもできます。

公式サイト:アガルートアカデミー|無料受講相談

アガルート司法試験講座はこんな人におすすめ

アガルートの司法試験講座は比較的幅広いタイプの方におすすめできますが、特に以下のタイプの方に向いています。

短期合格を目指す人

これまで司法試験・予備試験といえば、合格までに何年もかかるのが普通でした。しかし経済的な理由やキャリア等を考えれば何年も学習に専念できない人も多いでしょう。

アガルートの講義・テキスト・カリキュラムは徹底的に合理化することによって短期間で合格ラインに到達することを可能としているため、短期合格を目指す人におすすめです。

効率よく学習を進めたい人

アガルートの講座は無駄を省いて合格に必要な情報だけを提供してくれるため、目標期間内で学習を終えられなかったという失敗が起こりにくく、効率よく知識の定着を図ることができます。特に社会人で受験する人や忙しい人など効率性を重視する人に向いています。

合格実績が高い講座を利用したい人   

実は、司法試験・予備試験講座で合格実績をしっかり公表している予備校はそれほど多くありません。人気講座でいえばアガルートと伊藤塾は公表していますが、ほかの予備校は非公開か過去何年間かの累積合格者数なので分かりにくい面があります。合格実績が高い講座を利用したい方はアガルートか伊藤塾のいずれかが選択肢となるでしょう。

受講費用をできるだけ抑えたい人

司法試験・予備試験講座でもっとも安い講座はスタディングです。そのため、とにかく価格面第一という方はスタディングも検討しましょう。

ただ、スタディングは価格が安い分、ほとんど独学に近い形で学習を進める必要があります。受講費用をできるだけ抑えつつ、講師によるサポートも受けたい方はアガルートも選択肢に入れるべきです。

オンライン予備校でも講師の個別サポートを受けたい人

アガルートは基本プランだけでも月1回の指導が受けられ、論文対策も個々の受講生の特性を踏まえて1通1通丁寧に行ってくれます。またマネオプをつければ家庭教師並みの個別サポートを受けることが可能です。

オンライン予備校の中でアガルートの個別サポートの手厚さは群を抜いています。オンライン予備校でも通学型のようなサポートを受けたい方はアガルートがおすすめです。

アガルート以外の司法試験講座を検討したほうがいい人は?

反対に、以下のタイプの方はアガルート以外で学習したほうが満足できる可能性があります。

学習のすべてをオンラインで完結させたい人

アガルートは問題演習など一部の学習についてはオンラインに対応していません。デジタルブック機能がつくなどオンライン学習システムは改善されてきていますが、学習のすべてをオンラインで完結させたいなら現時点で資格スクエアやスタディングのほうが優れています。自分が希望する学習スタイルをイメージしたうえでほかの講座も検討しましょう。

大手予備校の安心感を得たい人

アガルートは知名度や実績が高まっている予備校ですが、まだ開校から7年ほどしか経過しておらず、指導歴という点では大手予備校に劣ります。

司法試験・予備試験の学習は長丁場であり、学習の途中で必ず「このままでいいのだろうか?」と不安に感じる瞬間はあるので、予備校に対する「安心感」は想像以上に重要です。そのためアガルートのような新興系の予備校より大手予備校のほうが安心できるという方は大手予備校を中心に選ぶことをおすすめします。

網羅的に学習したい人

アガルートの講義・テキストは合格に必要な情報を必要なだけ提供することで短期合格を可能としているものです。そのため網羅性という点では講義時間が長くテキストも分厚い予備校のほうが勝っています。性格的に割り切って学習するのが難しい方や、網羅性がないと不安で仕方ないという方はほかの予備校も検討しましょう。

受験仲間と励まし合いながら学習したい人

アガルートではFacebookグループでほかの受講生の質問を確認できる、月1回講師の指導が受けられるなど学習中の孤独感を抱きにくい工夫がされています。しかし通学型のようにほかの受講生と切磋琢磨しながら学習を進めることはできません。

学習を進める中で受験仲間が精神的な支えになるということはあります。仲間がいることで頑張れそう、講師の個別指導だけではモチベーションを保てなそうといった方は通学型の予備校をおすすめします。

まとめ

アガルートの司法試験・予備試験講座は合理化されたテキスト・講義と考え抜かれたカリキュラムによって短期間での合格を可能としています。オンライン予備校でありながら講師の手厚いサポートが受けられるなど通学型のメリットも感じられる点は大きなメリットです。おすすめできる講座なので他校と比較しつつ利用を検討してみてください。

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