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司法試験・予備試験向け予備校おすすめ6選徹底比較|特徴と評判・合格の為に失敗しない選び方

司法試験の受験資格は法科大学院を卒業か予備試験の合格が必要です。会社員で司法試験合格を目指す場合は、夜間・土日の法科大学院に通う人もいますが、予備試験に合格して司法試験の受験資格を得る人も多いです。

令和2年司法試験予備試験
出典:法務省

令和2年度の司法試験予備試験に合格したのは442人でした。そのうち社会人合格者は64人です

このように、社会人として働いていても予備試験に合格することは不可能ではありません。

また、従来は法学部卒業後に法科大学院に進んだのちに弁護士になるのが原則でしたが、2011年の予備試験制度導入後は法科大学院に進まずに大学在学中に予備試験合格して弁護士になるというルートも増えています。法科大学院に進むより早く働けることで、生涯賃金を増やすことができるからです。

このように、予備試験を利用して弁護士資格取得を目指す人が増えていますが、難関の司法試験に挑戦する方は、予備校や通信講座の活用が必要不可欠とも言えるでしょう。独学は範囲が広く負担が大きく、論述式試験の対策がしづらいからです。

予備校にかかる費用でも通常50万円以上はしますので、どこがおすすめなのか評判や実績、学習内容の質などを慎重に比較しながら選ぶ必要があります。

こちらの記事では、司法試験合格におすすめの予備校を6つご紹介します。比較する際に注目するポイントも挙げていきますので、参考にしていただきながら、気になる予備校には資料請求などをしながら、さらに詳しい情報を得ていってください。

目次

司法試験・予備試験の合格におすすめの予備校6選

まずはざっくりとした特徴やおすすめポイント、評判などを記載しますので、気になる予備校はさらに公式サイトなども見ていただきながら、比較を進めて行きましょう。

どこの予備校も無料お試しで利用できる、講座や教材が用意されていますので、実際にお試し利用してみることもおすすめです。

講座名特徴
アガルート学習のしやすさと質の高さ・コスパも十分!
多機能受講システムに加えプロ講師による個別指導・フォロー体制が充実。
令和3年、司法試験合格者占有率47.8%(669/1421名)
伊藤塾費用は高くても圧倒的な合格実績で選ぶならココ
実務・試験に精通した講師陣の指導により、充実したカリキュラムと実績が大きな強み。
スタディング圧倒的コスパで学習補助・スキマ時間を活用したい社会人におすすめ
予備試験合格基礎コースが10万円未満で受講可能
スマホ学習に強い完全オンラインが魅力
資格スクエアオンラインに特化した資格講座
使いやすさの『スタディング』、内容充実の『資格スクエア』がそれぞれの特徴
試験日から逆算した効率的な学習方法で8割正解の合格を狙う
LEC東京リーガルマインド40年以上の指導実績。公認会計士や司法書士など他の分野での多くの合格実績を誇る。
通信講座で心配される講師への質問もLINEやZoomなどでしやすい環境が整えられているのも魅力。
TACビデオブース講座(通学)・通信講座(Web)・DVD講座があり、自分に合ったスタイルを選びます。日本全国に教室があるので、通学式を選んでも通いやすい環境

司法試験の合格を目指すなら予備校が必須

分かっていてこちらのページを開いている方も多いでしょうが、非常に難易度が高い司法試験では、予備校によって勉強を積み重ねていくことが非常に重要です。

予備試験の合格率は3~4%

試験合格は非常に狭き門です。予備試験は、短答式問題・論述式問題・口述式問題がありますが、令和2年の最終合格率は4.1%でした。(短答試験の受験者10,680名に対して口述試験の合格者は442名)しかし、その狭き門を突破できた予備試験合格者の司法試験合格率は毎年80%程度と高い水準になっています。

令和2年は予備試験合格者である受験生435名中378名が司法試験に合格しており、86.9%という高い水準です。

予備試験合格者の司法試験合格率は、法科大学院修了者の司法試験合格率よりも高いです。予備試験と司法試験は類似性が高いからといえるでしょう。そのため、予備試験に合格できる実力があれば、司法試験に合格できるといえます。

司法試験・予備試験合格に必要な時間は多い

一般的に司法試験合格のために必要な学習時間は3,000時間以上と言われており、独学メインでやろうとすると、さらに効率は落ち2倍3倍の学習時間が必要になります。

あまりにも勉強する範囲と量が多いので、独学だけで合格を目指そうとしても、勉強が全く間に合わないことも起こり、途中で挫折する可能性も高くなります。

司法試験の予備校に通えば、数十万円の費用はかかってしまいますが、合格できれば将来的に簡単に返せるほどのものです。合格を目指すのであれば、まずは何より自分に合った学習方法を見つけ出すことから始めましょう。

司法試験に合格するための予備校を比較する7つのポイント

自分に合った効率的な学習をするには、予備校選びから大事になります。

実際の予備校の種類や特徴をお伝えする前に、司法試験に向けた予備校を選ぶ際の比較ポイントについて挙げました。以下で挙げる部分に注目しながらいくつもある予備校を比較していきましょう。

学習を効率的に続けられる環境

何千時間という学習を始める上で、いかに効率的に自分に合った学習ができるかが重要になります。1日数時間の違いでも、年間で何百時間もの違いになってきますので、しっかり理解しながら学習を続けられる予備校を見つけていきましょう。

また、途中で挫折してしまわないように、最後までやり切れるようなサポート体制やモチベーション維持のためのプログラムなど、ご自身が勉強を続けられるような予備校を選んでいきましょう。

主に比較する部分は以下の内容があります。

  • 教材の質
  • 学習システム
  • 講師
  • サポート体制

実際に通ってみたり、教材を見てみないことには分からない部分も多いですよね。ほとんどの予備校では、体験学習やサンプル配布などがされていますので、無料で使える部分を実際に利用してみながら比較・検討していきましょう。

テキストの見やすさ

予備試験の学習は、テキストベースでのインプットも欠かせません。そのため、テキストの質や見やすさも選ぶポイントにしましょう。講座の中には、経費削減のためにモノクロ印刷のところもあれば、インプットのしやすさを意識してフルカラーであったり、図解を意識して挿入していたりするところもあります。

モチベーションにも影響するので、テキストが見やすい講座を選んだ方が良いといえます。

講師の評判や実績

評判がよい講師の講義が受けられるかどうかも、予備校選びの重要なポイントです。受講生に高く評価されている講師というのは、ただ講義がわかりやすいだけではありません。講義内容が面白く、勉強が苦にならないのです。

また物事の考え方や捉え方が参考になるので、勉強以外の面でも学びが得られることもあるでしょう。

「合格のために勉強する」という意識だけではエネルギー切れを起こしてしまうこともありますが、「興味があるから勉強をする」ことが少しでも多ければ、いくらかは楽に勉強が進められます。ぜひ『分かりやすい』『面白い』『興味を引かれる』ような講義をしてくれる講師を見つけてください。

講師との相性

講師との相性も重要です。講師の話し方がわかりにくい、質問しにくい雰囲気があるという場合には、学習のモチベーションが下がってしまいます。そのため、どんな講師が指導してくれるのかは必ず確認しておきましょう

通信講座の場合、無料体験で実際の講座を視聴できるものもあるので、講師との相性がいいか確認してから申し込みするようにしましょう。

予算での比較

予備校選びで、予算の問題も出てくるでしょう。司法試験の予備校ともなると、50万円以上が普通で、サポート体制や試験対策などを充実させれば100万円を超えることもあり得ます。

合格するためには、しっかり効率的に学習を続けられることが第一ですが、候補を絞っておき、最終的には価格が決定打になるケースもあるでしょう。割引キャンペーンや返金制度などもしっかり比較しながら、一番良いと思える予備校を選んでいきましょう。

また、ある程度自己学習が進んでいる方であれば、苦手科目だけの受講に絞ったり、低価格の予備校だけを補助的な扱いとして始める方法もあります。

費用と講座内容のバランスがとれているか

予備試験対策を行っている予備校や通信講座の価格は様々です。通学式の予備校の場合、講座費用は100万円を超えるケースもありますし、通信講座の場合は10万円をきる講座もあります。

例えば、通信講座では価格が安い代わりに添削サポートがなく、講師に質問ができない独学に近いものもあります。一方、通学式の予備校の場合、講師に質問し放題で、実務で必要な内容をみっちり教えてくれるところもあるでしょう。

そのため、講座の価格だけではなく自分に合った学習ができるかを確認してから選んだ方が良いといえます。

フォロー体制

わからないことがあった時にすぐに質問できるかで学習を進めるスピードが変わります。通学式の予備校の場合、担当の講師にすぐ質問できる環境にありますが、通信講座の場合は異なります。メール等で質問できるものもありますが、価格を抑える代わりに質問が一切できないものもあります。

特に社会人が予備試験を受講する場合、周りに仲間もおらず孤独な戦いになるでしょう。自分一人で学習を進めるのに自身がない場合は、フォロー体制が整っている講座を選ぶべきといえます。

SNSなどで口コミを確認

基本的には予備校や通信講座のホームページには講座受講のメリットや合格体験記などプラスの情報しか記載がありません。そのため、実際に講座を受講して

講座の掛け持ちという手も

予備校・通信講座それぞれによさがあるので、講座の掛け持ちをするのも一つです。例えば、費用を抑えるために短答対策は通信講座を活用して、論述対策は予備校で受講して論述の添削を受けるというやり方もできます。

また、短答試験では科目ごとに受験できる講座もあるので、わかりやすい講師の講座をカスタマイズするというのもいいでしょう。

実際に、予備試験合格者の多くは、様々な試験問題に対応するためにいろんな講師の講座を受ける傾向にあるようです。

アガルート|司法試験/予備試験の合格実績とコスパで選ぶベスト予備校

アガルート
公式サイト:https://www.agaroot.jp/shiho/
受講形態オンライン主体
受講料予備試験最短合格カリキュラム:768,460円~
コーチングオプション:1,384,460円
マネージメントオプション:3,958,460円
実績令和3年司法試験合格者占有率47.8%(669/1421名)
公式サイトhttps://www.agaroot.jp/shiho/
※金額は税込み/2022年7月時点

アガルートは、2015年に開始されたばかりのかなり新しいオンライン資格予備校ですが、短期間で多くの合格者を排出するなど、著しい実績を上げています。ポップなCMを放映しているので、CMをきっかけに知ることになった方も多いでしょう。

テキストの質や学習のしやすさも特徴的で、プロ講師によるフォロー体制もきちんと整えられてあります。

費用そのものも高すぎることはなく、他の予備校よりも安く済ませることもできるでしょう。また、合格時には受講料が返金される制度も取り入れられており、合格に向けたモチベーションにもなります。

アガルートのおすすめポイント

  1. 学習のしやすさにこだわった多機能受講システム
  2. プロ講師による個別指導・フォロー体制が充実
  3. 司法試験合格者への受講料返金制度
  4. 無料のお試し講義・教材も充実

初学者が1年で予備試験合格を目指すコースは848,000円で、月1回の定期カウンセリング(30分程度)と100通の添削を利用できます。より手厚いサポートが必要な場合は、添削が200通で週1回の指導(1時間程度)が利用できるマネージメントオプションが利用できます。こちらは通信が1,678,000円、ラウンジでの直接指導が1,748,000円です。

アガルートの評判

2017年に法律の勉強を始めたころは、独学で進めていました。
2018年の予備試験論文式試験で惨敗し独学の限界を感じ、アガルートのマネージメントオプションを利用することに決めました。マネージメントオプションの指導に大きなメリットを感じていたこと、また自分が怠惰であり一人では勉強ができないであろうことを自覚していたので、司法試験受験時もマネージメントオプションを利用しました。

引用:合格者の声|アガルート

予備及び司法の論文対策については、前述のように個別指導を受けたほか、自宅では直前期にアガルートの論証をひたすら覚えることを徹底しました。

また、アガルート生の友人達と自主ゼミを組んで日々問題演習に取り組んでいました。

短答対策については、アガルートの短答過去問集をひたすら回していました。

具体的には、試験の2ヶ月くらい前から1日に100問程度は解くようにしました。ただし、1周目は解説を見ずにできなかった箇所のチェックをするのみ。

できなかった箇所は、解けるようになるまで繰り返しました。

引用:合格者の声|アガルート

スタディング|学習補助・スキマ時間を活用したい社会人に

スタディング
https://studying.jp/shihou/
受講形態オンラインのみ
コース予備試験合格コース(基礎):89,100円
予備試験合格コース(基礎):134,200円
法科大学院生のための司法試験合格コース:119,900円
実績非公開
所在地完全オンライン
公式サイトhttps://studying.jp/shihou/
※金額は税込み/2021年8月時点

スマホでも資格取得の学習をしやすくすることにこだわっているスタディングでは、使いやすさと圧倒的な安さが特徴です。

予備試験合格の基礎コースであれば、なんと10万円未満で受講することが可能です。スマホやタブレットだけで学習が進められるように教材も設計されており、通勤・通学途中やスキマ時間での学習を進めるために優れたオンライン講座です。

主に自己学習や他の予備校での補助学習に使うことが多いかと思われますので、ご自身の理解をさらに高めるためにも検討してみてください。

スタディングのおすすめポイント

  1. 圧倒的な受講料の安さ
  2. スマホやタブレットだけで学習を進めていける
  3. スキマ時間を活用して効率の良い勉強ができるように設計
  4. 勉強の挫折を防ぐために、自身の学習状況が自動的に集計、グラフと数値で表示

スタディングの評判

私は、法科大学院を卒業後、司法試験で合格できずに4回目の試験が終わった後、司法試験をもう一度受けるか悩んでいました。

それまで働きながら予備校に行ったりして受験勉強はしていましたが、最後の年を迎えたときには受かるビジョンが見えず司法試験の勉強量と難しさに心理的に挫けている状況でした。

しかし、自分の周りの人の押しもあり、最後まで諦めずにやり切る決心をして司法試験の勉強についてインターネットで調べている最中にスタディングと出会いました。

価格のコストパフォーマンスに惹かれ始めることにしました。

引用:合格者の声|スタディング

働きながらの勉強でしたのでスキマ時間をフルに活用しました。

朝起きて家を出る前の時間、電車通勤の時間、お昼休み、帰宅後を勉強時間に当てていました。

少しでもスキマ時間が出来ると勉強できるというありがたみを感じて勉強しておりましたので、私の性格上ダラダラと勉強するよりもかえって良かったのではないかと思っています。

スタディングは講義が細かく分かれてますので、スキマ時間を利用するにはもってこいでした。

社会人の方が予備試験に合格するために最も重要なことは、スキマ時間の有効活用だと思います。

細切れの時間でもそれを合わせるとかなりの時間勉強できます。

社会人の方もスキマ時間の有効利用により勉強時間を確保すれば合格も夢ではないと思います。

その意味でスタディングの講座は細切れの時間にもタブレットやスマホ一つで受講できるので社会人向けかと思います。

引用:合格者の声|スタディング

伊藤塾|費用は高くても圧倒的な合格実績で選ぶならココ

伊藤塾
公式サイト:https://www.itojuku.co.jp/
受講形態オンライン/通学
コース司法試験(予備試験1年合格)コース:1,114,900円~
司法試験入門講座基礎生7科目:768,500円~
実績2020年司法試験合格者占有率85.1%(1,234/1450名)
所在地東京(4ヶ所)、大阪、京都、名古屋
公式サイトhttps://www.itojuku.co.jp/
※金額は税込み/2021年8月時点

司法試験の予備校として名をはせてきた『伊藤塾』。その実績は圧巻で、2020年の司法試験合格者の85%は、少なからず伊藤塾の有料コース・講座を受講されています。

合格に必要な量と質にこだわった独自のカリキュラムと、実務・試験に精通した講師陣の指導により、具体的かつ体系的に法律知識を学べる点にあります。費用面では強気の価格設定ですが、その分、充実したカリキュラムと実績が大きな強みです。

伊藤塾のおすすめポイント

  1. 圧倒的な合格実績
  2. 初学者にもわかりやすいカリキュラム
  3. 量・質を兼ね揃えた教材・講義

伊藤塾の評判

高校時代は部活動に熱中していたため、大学では勉強を頑張りたいと思っていました。法学部法律学科への進学が決定し、難関試験である司法試験の大学在学中合格が私の目標になりました。

当初は独学での合格を目指していましたが、学部の授業で法律学の難しさを実感したこと・周りの同級生の多くが伊藤塾に入塾していたことを理由に、学部1年生の5月に伊藤塾に入塾しました。

後から振りかえってみると、早い段階から伊藤塾での学習を開始して良かったと思っています。就活でも有利になりますし、何よりいち早く実務に出られる可能性が高まるからです。

引用:司法試験合格体験記|伊藤塾

伊藤塾の基礎マスターを始めた頃は、大学の授業の内容との充実度の差に驚き、膨大な量に不安になったことを覚えています。通学クラスをとっていましたが、サークルとの兼ね合いで、毎回出席することも難しく、自宅学習で消化しなければならない量が溜まっていき、挫折しかけました。司法試験に合格したいま振りかえってみると、大学生1、2回生の頃に基礎マスター一周目で完全に理解しようとするのは無謀だと思います。ですので、とりあえず遅れることなく、淡々と消化していくことが一番大事だったと思います。100%理解することにこだわりすぎず、1週間のうちに〇時間は法律に触れる!と意識し、逃げないで向き合うことができれば大丈夫です。

引用:司法試験合格体験記|伊藤塾

資格スクエア|オンラインに特化した資格講座

資格スクエア
公式サイト:https://www.shikaku-square.com/
受講形態オンラインのみ
コース独学プラン:547,800円
逆算プラン:877,800円
逆算プレミアム:987,800円
実績非公開
所在地完全オンライン
公式サイトhttps://www.shikaku-square.com/yobishiken
※金額は税込み/2021年8月時点

資格スクエアの特徴は、講座が全てオンラインに特化していることで、大手予備校のような校舎を持っていないことです。広告費を抑えるなどして安価なサービス提供ができるように工夫されています。

オンライン特化と言うと先ほどのスタディングもありますが、使いやすさは『スタディング』、内容の充実は『資格スクエア』とそれぞれの特徴を分けることができます。

資格スクエアのおすすめポイント

  1. 試験日から逆算した効率的な学習方法
  2. 司法試験委員会の理解にそった解説
  3. 校舎を持たないことで低価格化を実現
  4. 最新の出題傾向・判例学説を反映した解説

資格スクエアの評判

資格スクエアが最もアウトプットを重視していたからです。インプットが高速にできるのと、充実したアウトプット量が確保できそうだなという理由から資格スクエアを選びました。

また、価格帯的にも他の予備校に比べてかなり安かったことや、テキストの海外発送等も柔軟に対応頂けたので、資格スクエアに決めました。

LINEでの問い合わせを受けていたのも印象的でしたね。

引用:合格者の声|資格スクエア

基礎講座だと先生の説明が凄く的確でした!他の予備校に比べてコンパクトにまとまっていると聞いていたのですが、勉強をする上で何をするか明確で助かりました。

あとは論文添削です。 論文試験において独力の勉強では自分で気づくことが出来ない問題点があるため、他の人に客観的に判断してもらうという方法は不可欠だと思います。

僕自身も、論文攻略講座を7周ほどした上で添削して頂きましたが、自分の書き方の傾向や誤って理解していた部分を指摘して頂き、各論点だけでなく論文の書き方そのものが改善されたと思います。

本番では、添削していただいた論点そのものが出ずとも、論文の書き方という大枠が改善されていたおかげで合格答案に近づけることが出来たと思います。

引用:合格者インタビュー|資格スクエア

LEC東京リーガルマインド|40年以上の指導実績

LEC
公式サイト:https://www.lec-jp.com/

LECリーガルマインドは、提携校まで含めるとほぼ全国に教室を持ち、法律分野に力を入れている資格取得のための予備校です。

40年以上運営してきた実績を持ち、公認会計士や司法書士など他の分野での多くの合格実績を誇ります。通信講座も充実しており、スマホやDVDなど様々な媒体を使って学習することができ、通信講座で心配される講師への質問もLINEやZoomなどでしやすい環境が整えられています。

受講形態オンライン/通学
コース1年スピードマスターコース:978,150円~
1.5年合格コース:1,102,870円~
一発合格講座:322,850円~
実績1993年~2018年入門講座出身司法試験合格者数:5134名
所在地東京、神奈川、大阪、愛知など
公式サイトhttps://www.lec-jp.com/shihou/
※金額は税込み/2021年8月時点

LECのポイント

  1. 40年以上の指導経験で得たノウハウを盛り込んだカリキュラム
  2. 学習の効率性・バランスを意識した講義
  3. 学習段階・各受験ルートに合わせた独自テキストの提供
  4. 講師に相談しやすい体制

LECを利用した人の声

インプット講座である入門講座の授業コマ数と、アウトプット講座である合格答案作成講座における問題演習の数のバランスが他の予備校に比べて良かったという点がLECを選んだ最大の理由の一つです。また、様々な予備校を吟味していた際、LECの説明会に参加したのですが、そこで柴田先生が効率の良い勉強法を確立し続けている有名講師であるということを知り、1.5ヵ年合格コースの受講を選択するに至りました。さらに、論文奨学生による割引を受けることができたのも大きかったです。

引用:合格体験記|LECリーガルマインド

第1に、Webでのフォローが充実しているところが良かったです。答練の結果もWeb上で閲覧することができます。私はそれを印刷して復習に利用していました。第2に、答練の採点コメントが丁寧で非常に勉強になりました。事前に配布される解説も十分丁寧でしたが、採点コメントは特に私の傾向を踏まえて個人的なアドバイスがいただけたので良かったです。

引用:合格体験記|LECリーガルマインド

TAC

TAC
https://www.tac-school.co.jp/

まず、大手予備校TACの講座の強みや特徴・口コミを紹介します。

TACが運営するWセミナーの予備試験対策講座は、豊富なクラス設定があるので、自分に合った講座を選ぶことができます。ビデオブース講座(通学)・通信講座(Web)・DVD講座があり、自分に合ったスタイルを選びます。日本全国に教室があるので、通学式を選んでも通いやすい環境です。

参照:資格の学校TAC[タック] (tac-school.co.jp)

強みと特徴

初学者向けには2種類のシリーズが用意されており、一般教育訓練給付制度対象の「超速逐条シリーズ」の超速逐条総合パックは通学式・ビデオブース講座・通信講座(Web)が426,000円、DVD講座506,000円です。

基礎知識から論文の書き方まで網羅された内容で、アウトプットを意識した内容になっています。この講座では、毎月2回作成した論文答案についての指導をオンラインで受けられる「個別答案指導」も利用できるので、論文対策も十分できます。

また、予備試験経由で司法試験合格実績を持つ御堂地講師が指導する「ハイブリッドシリーズ」も用意されています。超速逐条総合パックよりもインプットに時間をかける内容です。ハイブリッド予備合格スタンダードパックはビデオブース講座・Web講座が549,000円、DVD講座が684,000円です。

さらに、超速逐条シリーズ・ハイブリッドシリーズそれぞれにフルパック・スタンダードパック・ベーシックパックがあるので、自分に合った講座を選べます。

評判・口コミ

実際にTwitterに書き込まれたTACの口コミを紹介します。

司法試験・予備試験の勉強で予備校に通う5つのメリット

ここまでおすすめの予備校をご紹介してきましたが、何十万円もの費用がかかるので、実際に決断する前には予備校に通うことしっかり納得しておきましょう。

独学だけでは難しいので予備校に通うべきとは言いましたが、より納得していただくためにも、予備校に通う4つのメリットをご紹介します。

勉強する時間を強制的に確保できる

通学式の予備校の場合、強制的に学習する時間を確保できます。通信講座の場合、スケジュールは自分で決めなければいけないので、ダラダラ過ごすと学習範囲の勉強が終わらなくなってしまいますが、予備校の場合はそのような心配はありません。

学習のモチベーションを維持するのが難しいと感じている場合、通信講座より予備校を選んだ方が良いでしょう。

学習の進み具合に応じてコースを選べる

各予備校では、それぞれのコースが設けられています。莫大な量のインプット・アウトプットを行う司法試験の勉強では、ある程度の指標がないと、何から手を付けていいのかが分からなくなります。

初学者なのか?予備試験から目指すのか?再度司法試験に挑戦するのか?ご自身の学習の進み具合に応じてコースを選べば費用が抑えられることもありますし、後はコースに従ってひたすら学習を繰り返すことで前に進めます。

確かに予備校での勉強は大変ですが、用意されたカリキュラムに付いていくことができれば、合格へも近づくことができるでしょう。

効率的に学習できる

予備校が持っているノウハウを最大限活用することによって、効率的な学習が可能です。自分だけでは何千時間もかかるような学習時間を大幅に減少させることができます。

予備校に通う費用はかかってしまいますが、その分時間を確保することができるので、十分な価値があると言えます。

講師への質問がしやすい環境

通学式の予備校では、担当講師に対して直接質問する機会があります。通信講座の場合、講師への質問が制限されていたり、そもそも質問の機会がなかったりするものもあります。

自分で納得できるまでテキストを読むのが好きという人は問題ないですが、わからないことをすぐに解決して次に進みたいのであれば、講師に気軽に質問できる予備校を選んだ方が良いでしょう。

受験者同士で情報交換ができる

独学での大きな難点に、一人で頑張り続けることによるモチベーションの低下があります。同じ目標に向けて頑張る人たちと一緒に高め合うことができれば、途中で自分だけやる気を無くしてしまうこともないでしょう。

通学制の予備校の方が講師や他の受講生ともコミュニケーションが取りやすいのは確かですが、ZOOM面談やLINE相談など、オンラインでやり取りを行う工夫をしている予備校も増えてきています。

集中しやすい環境が整っている

自宅にて一人で勉強し続けていると、気持ちが沈んでしまったり、集中力が低下してしまったりしがちです。カリキュラムが組まれていれば、余計なことは考えずに、用意された内容をひたすら集中して勉強もできます。

また、講師からのフィードバックや受講生同士のやり取りなど、外部からの刺激や指標・目標があることで、勉強を続ける意欲にもなってくるでしょう。

予備試験対策に通信講座を利用するメリット

予備試験対策に通信講座を利用するメリットをお伝えします。

予備校に比べると費用が安い

通信講座は通学式の予備校に比べると費用を大幅に抑えることができます。講座によっては10万円を切るところもあり、費用をそんなにかけたくないという場合には通信講座を利用したほうが良いでしょう。

自分のペースで学習できる

通信講座は、自分のペースで学習できるのもメリットです。例えば、会社員で平日はいつ残業や接待があるかわからない、土日は家族の時間も必要という場合、通学式の予備校は通いにくいでしょう。通信講座であれば、自分でスケジュールを組んで学習を進めることができます。

学習がスマホなどでもできる

通信講座はビデオ講義で学習を進めますが、スマホやタブレットなどで視聴することが可能です。そのため、通勤時間や会社の昼休憩などの時間も無駄なく学習に使えます。

また、通信講座の中にはテキストや過去問もスマホで見られるものもあるので、このような講座を選べば重いテキストを持ち歩かずに、どこでも気軽に学習できるメリットもあります。

まとめ

司法試験に合格するためには、予備校を活用することが必須とも言えます。決して安い価格ではありませんが、本気で司法試験合格を目指し、合格できればその後簡単に返せるくらいの金額です。

ほとんどの予備校で、体験教室や資料請求などができますので、まずは実際に教室に足を運んだり、講義を見てみたりして比較検討をしていきましょう。講師の先生との巡り合わせも大事になりますので、ご自身に合った良い先生や教材に出会えることを願っています。

講座名特徴
アガルート学習のしやすさと質の高さ・コスパも十分!
多機能受講システムに加えプロ講師による個別指導・フォロー体制が充実。
令和3年、司法試験合格者占有率47.8%(669/1421名)
伊藤塾費用は高くても圧倒的な合格実績で選ぶならココ
実務・試験に精通した講師陣の指導により、充実したカリキュラムと実績が大きな強み。
スタディング圧倒的コスパで学習補助・スキマ時間を活用したい社会人におすすめ
予備試験合格基礎コースが10万円未満で受講可能
スマホ学習に強い完全オンラインが魅力
資格スクエアオンラインに特化した資格講座
使いやすさの『スタディング』、内容充実の『資格スクエア』がそれぞれの特徴
試験日から逆算した効率的な学習方法で8割正解の合格を狙う
LEC東京リーガルマインド40年以上の指導実績。公認会計士や司法書士など他の分野での多くの合格実績を誇る。
通信講座で心配される講師への質問もLINEやZoomなどでしやすい環境が整えられているのも魅力。
TACビデオブース講座(通学)・通信講座(Web)・DVD講座があり、自分に合ったスタイルを選びます。日本全国に教室があるので、通学式を選んでも通いやすい環境
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