- 「資格を取りたいんだけど、資格スクエアってどうなのかな?」
- 「資格スクエアの評判っていいのかな?」
資格スクエアのオンライン学習で法律系資格を取得しようとお考えの方の中には、このような疑問を持っている方もいるかもしれません。
資格スクエアはオンラインで資格取得を目指せる講座を提供する会社です。独自のメソッドに基づく勉強法を提示し、数多くの合格者を輩出してきました。
しかし、資格取得を目指す予備校や通信講座は多くあります。そこで今回は、資格スクエアの評判について解説するので、あなたにとって最適なサービスであるか判断してみてください。
客観的な視点から資格スクエアの良い評判も悪い評判も紹介します。取りたい資格がある方にとって有益な情報ですので、ぜひご一読ください。
公式サイト:https://www.shikaku-square.com/
目次
資格スクエアの主な特徴
まずは、資格スクエアの主な特徴を解説します。資格スクエアは、独自の学習メソッドとITの技術を掛け合わせることで、充実したオンライン教育サービスの提供に成功しました。
提供サービスの基本方針
資格スクエアは完全オンライン型の資格取得支援サービスです。自宅にあるパソコンはもちろんのこと、タブレットやスマホがあればいつでもどこでも学習できます。
なかでも働きながらの資格取得を目指す方にとって毎日の通勤時間は無駄にできません。1日30分でも積み重ねれば大きな成果につながります。
さらに、講座は見放題ですので、復習のために何度でも見返せます。疑問点が残るところだけでも再チェックすると学習理解が深まるでしょう。
ちなみに、資格スクエアの講座は21段階の倍速機能が備わっています。1時間の講座が最短で20分までに短縮可能です。1週目は1.2倍速、2周目は1.5倍速といった具合に使い分けることにより、効率よく学習を進められます。
とりわけ習得すべき知識の多い法律系の学習において、当然と思われていた無駄や非効率を徹底排除し、受講生の学習負担の軽減を目指しています。資格スクエアでは、大きな校舎や広告宣伝費を極力減らし、テキスト・問題演習・講座・サポート体制に注力しました。
学習方法の特徴
オンラインレジュメは自分専用にカスタマイズ可能法
資格スクエアは、他の資格講座と同様に講座を聞いてから問題演習に移るという学習方法をとっています。しかし、とりわけ問題演習に重きを置いているという特徴があります。
まず、講座の受講についてですが、講座動画とともにオンラインレジュメが表示され、オンラインレジュメはマーカーを引いたり付箋を貼ったりメモを追加したりして自分専用にカスタマイズ可能です。保存し、後から何回でも見返すことができるので有意義に使えるでしょう。
疑問点はワンクリックで質問可能
もし疑問点があれば、ワンクリックで質問可能です。講師の先生や合格者が丁寧に回答してくれます。
また、一部の講座では、常に最新の法律・条文などをオンラインで確認できるようになっています。オンラインレジュメ内のリンク部分をワンクリックするだけで即座に参照できるので、いちいち原本を開く必要はありません。
繰り返しの問題演習に重きを置いている
次に、重きを置いている問題演習について。資格スクエアでは、講義を聞いたらすぐに問題演習をこなすことをおすすめしています。講座を見ているだけでは学習した気分になるだけで記憶の定着が難しいためです。
講座の進行度や成績をオンライン上で確認可能
さらに、講座視聴の進行度や問題演習の成績をオンライン上で確認可能です。自分の学習状況を確認することにより、現状の理解度や合格ラインまであとどれくらいなのかを把握できるでしょう。合格までの道のりが明確になると、モチベーション低下を招きにくいです。
資格スクエアの講座内容は音声のみでも利用可能
一度視聴した講座は、移動時間・待ち時間といったすきま時間に音声のみで聞き流して、記憶を定着させるとよいでしょう。
資格スクエアは無駄を省いた最短合格を目指します。資格試験は、まず全体像を掴むことが大切です。最初に理解できなかったところも、2回以上繰り返すことで自然と知識が定着することはよくあります。
そこで、理解が漠然としていても、「後で必ず理解できる」と割り切って、分からないところを飛ばしてどんどん先に進むことをおすすめしています。資格スクエアではスケジュール管理もことも含めた学習方法相談を随時実施しているので、気軽に相談できます。
脳科学に基づいた問題演習機能
資格スクエアは独自の脳科学を利用したアルゴリズムにより、受講生の理解度に合わせて問題が提示されます。問題を解けば解くほど受講生にとって最適な問題が自動的にピックアップされるので、従来よりもスムーズに記憶の定着ができます。
資格スクエアクラウド
また、資格スクエアは、資格スクエアクラウドという学習方法を提案しています。資格スクエアクラウドは、合格者のデータ・脳科学のデータ・受講生のデータの3つに基づいて構成されるクラウド型の学習システムです。
それぞれのデータを見定め、より学習効率の高い学習システムを明確化しています。例えば、合格者と不合格者のあいだにある講座視聴時間や確認テスト点数の差や、ある分野の得意不得意が他の分野の得意不得意と関連しているかどうかなどを分析し、受講生にとって最適な学習方法の指針を示しています。
代表、鬼頭正人について
資格スクエアの代表者である鬼頭正人氏は、TOEIC900点超え、簿記検定1級、司法試験など数々の難関資格に合格した経験を持ちます。誰もが資格試験対策を平等に受けられる社会の実現を目指しています。
公式サイト:https://www.shikaku-square.com/
資格スクエアの主な資格試験対策講座とその費用
次に、資格スクエアが提供する主な資格試験対策講座と基本概要について解説します。
予備試験対策講座
予備試験 |
特徴 | 130回の答案添削をおこない、アウトプット重視。 |
費用 | 49万8,000円~ |
予備試験は、司法試験の受験資格を得るための法科大学院とは別のルート。短答式・論文式・口述式の3つの試験から成り立っていて、最終的な合格率は3%程度と非常に難易度が高いです。合格者の3.2人に1人が資格スクエアを利用しています。
予備試験合格者の約3.2人に1人が資格スクエア
大手予備校で10年以上の指導経験を持つ経験豊富な講師陣による講義は、たくさんの受講者の方にご満足いただいています。法学の既習者に限らず未修者でも分かりやすく、試験に焦点をあてたメリハリのある講義で、受講者の方から評判です。
引用元:司法試験予備試験対策講座|資格スクエア
司法試験対策講座
司法試験 |
特徴 | 約15~20時間程度で、論文試験で必要とされる知識を網羅的に習得できる「秒速・総まくり」が好評。 |
費用 | 19万5,000円~ |
司法試験は、法科大学院の修了者もしくは司法試験予備試験の合格者に受験資格が与えられる試験。難易度は非常に高いので、独学で合格することは困難です。専任の講師のもと適切な学習計画・日程を組むことをおすすめします。
弁理士試験対策講座
弁理士 |
特徴 | 基礎講座・短答対策講座・論文対策講座が見放題の「基礎・短答・論文パック」が好評。 |
費用 | 15万9,000円~ |
弁理士は、知的財産の専門家のこと。最終的な合格率が10%程度と難易度の高い試験ですので、独学で合格するのは難しいといわれています。
司法書士試験対策講座
司法書士 |
特徴 | 添削指導やサポートが不要な方向けの独学プランも用意。 |
費用 | 29万8,000円~ |
司法書士は、不動産や会社登記の代理業務、裁判所や検察庁・法務局への提出書類の作成などをおこなう法律のスペシャリストです。弁護士に次ぐ法律系の難関資格に位置づけられています。
社会保険労務士試験対策講座
社労士 |
特徴 | 月に30回の質問をおこなえる合格パックを用意。 |
費用 | 59万8,000円~ |
社労士(社会保険労務士)は、人事や労務、年金問題など企業の人に関する法律を専門的に扱うエキスパート。資格スクエアの社労士講座は、講座動画・テキスト・レジュメなどの必要なものがすべてパソコン・タブレット・スマホ1台で完結する完全オンライン講座です。
行政書士試験対策講座
行政書士 |
特徴 | 基礎講座・過去問講座・直前対策講座をまとめた合格パックを用意。 |
費用 | 6万9,790円~ |
行政書士は、書類の作成や申請を代行する専門家。資格スクエアの行政書士講座は、満点を取るのではなく、合格点を取るための学習サービスを提供しています。
宅建士試験対策講座
宅建士 |
特徴 | サポートが不要な独学プランも用意。 |
費用 | 9万8,000円~ |
宅建士は、不動産を売買・賃貸する人に重要事項を説明するという役割などを持つ、不動産取引におけるスペシャリスト。各プランは、前年度の出題から翌年度の出題を予測した直前対策講座を含んでいます。
賃貸不動産経営管理士
賃貸不動産経営管理士は、主に賃貸アパートやマンションなど賃貸住宅の管理に関する知識・技能・倫理観を持った専門家。資格スクエアでは、国家資格化に備え、講義時間・講義内容・オリジナルレジュメなどを大幅リニューアルしました。
信託財務プランナー試験対策講座
信託財務プランナー |
特徴 | 全10回の講座+確認テスト+最終課題の提出を用意。 |
費用 | 10万円(弁護士・司法書士・行政書士・税理士の資格取得者なら5万円) |
信託財務プランナーは、民事信託の基本知識を持ってそれを活用した適切な提案をする専門家。資格スクエアでは、全10回の講座で視聴時間の合計は5時間程度とコンパクトにまとめてあります。
公式サイト:https://www.shikaku-square.com/
資格スクエアの良い評判と口コミ|合格者の声もご紹介
それでは、具体的に資格スクエアの良い評判と口コミをみていきましょう。
アウトプット重視の学習方法がよい
予備試験講座の受講生 |
できる限り早くインプットを終えて、過去問を中心としたアウトプットをどんどんおこなえたのがよかったと思います。短答・論文ともに過去問演習を徹底しておこないました。 |
出典:資格スクエア│合格者インタビュー
視覚的に捉えやすいテキストがよい
司法試験の受講生 |
受験に必要な限度で抜粋、マーク指示をしてくれるので自力で膨大な出題趣旨等を読み込む手間が省けます。 |
出典:資格スクエア│合格者インタビュー
文献引用機能が便利
司法試験の受講生 |
私のように、問題を解いて分からないときに教科書や参考書を調べ物のため辞書的に使用する受験生にとっては、文献をどこから引っ張ってきたのかを明示しているのもありがたかったです。 |
出典:資格スクエア│合格者インタビュー
定期的な個別指導でモチベーションの維持に成功
司法試験の受講生 |
定期的に個別指導していただくことで勉強のモチベーション維持にもなっていたのと、わからないところが出てきたら先生にお聞きできるという安心感がありました。 |
出典:資格スクエア│合格者インタビュー
大学や家事・育児との両立も可能
予備試験の受講生 |
学校の勉強が忙しいです。コツコツ勉強ができる人や、まとまった時間を確保することが難しい人にすごくおすすめです。 |
出典:資格スクエア│合格者インタビュー
予備試験の受講生 |
平日は、家事と子育てで手がいっぱいでしたので、30分程度の時間しか取れない日も多くありました。短答・論文・口述式試験までサポートが充実しており、安心して試験に臨むことができました。またテキストもわかりやすく、しっかりと勉強を進めることができました。 |
出典:資格スクエア│合格者インタビュー
資格スクエアの悪い評判と口コミ
続いて、資格スクエアの悪い評判と口コミをみていきましょう。
大手に比べると実績が乏しい
資格スクエアはまだできて新しく、これからの講座という印象を持つ方もいます。合格者は確実に増えているものの、大手に比べると実績が乏しいです。
オンライン学習が合わない可能性も
昔ながらの紙テキストで学習を進めたい方には資格スクエアは合わないでしょう。オンライン化しているので便利ですが、学習のしやすさは別物です。
ライブ講座を受けられない
資格スクエアはライブ講座をおこなっていません。他の受講生から刺激をもらいたい方や臨場感ある講座を受けたい方には通学スタイルの予備校の方が合うでしょう。
たまに鬼頭先生がYouTubeのリアタイ質問を受け付けていますが、常に行っている訳ではないので、もどかしさもあります。
独学プランは添削指導やサポートが整っていないので挫折しやすい
資格スクエアでは、独学プランが用意されていますが、添削指導やフォローアップサポートを受けられないため、挫折しやすいです。なかでも難関の司法試験講座で法律初学者が独学プランを選択するのはおすすめできません。
完全オンラインのためデータ通信量がかかる
資格スクエアの講座はすべてオンライン化しているので、データ通信量を無制限に使えるWi-Fi環境を整えないと満足に学習できません。外出先でも学習するなら、ポケットWi-Fiが必須でしょう。
資格スクエアを受講するメリット
改めて、資格スクエアのメリットについてまとめます。
オンラインレジュメが充実
講座動画と一緒にオンラインレジュメが表示されるので、パソコンやスマホ1台にすべてが集約されます。オンラインレジュメはテキストの編集が可能なので、自分だけの試験対策テキストが完成していきます。
1週間以内に回答が来る質問が便利
講義中でも学習の進め方に悩んだときでも、気軽に質問ができます。回答は、1週間以内に届くので、良いパートナーになれるでしょう。
論証集や単語帳の作成が容易
オンラインレジュメの該当部分をドラッグするだけで簡単に論証集が作成できます。他の受講生の単語帳も閲覧・抜粋ができるので、自分では気が付かない意外な落とし穴も見つけられるでしょう。
公式サイト:https://www.shikaku-square.com/
資格スクエアのデメリット
また、資格スクエアのデメリットについてもまとめます。
テキストに誤植があることも
資格スクエアの口コミを探していると、教材や模範答案に誤植や間違いがあるというネガティブなものを見かけます。比較的に新しい講座ですので、まだまだ未発達なところがあるでしょうか。
モチベーションの維持が難しい
勉強仲間と切磋琢磨する機会が少ないので、モチベーションの維持が困難という声もあります。資格スクエアのサポート機能を利用して、学習体制を整える必要があります。
自習室がない
資格スクエアはすべてオンラインですので、大手の予備校のような自習室がありません。学習に集中できる環境を自分で作らないといけないでしょう。
資格スクエアをおすすめする人
今回は、資格スクエアの評判について解説しました。メリットとデメリットの両方が分かったのではないでしょうか。
資格スクエアは下記のような方におすすめです。
- 自分の学習速度で勉強を進めたい
- 近所に予備校がない
- 予備校に通うほどの時間的・金銭的な余裕がない
自分にとって最適な学習方法を選択してくださいね。
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