転職市場では「経理職への転職は難しい」という意見と「経理職への転職は簡単」という意見の両方を聞くことがあります。「一体どちらが正しいの?」と思う方もいるでしょう。これは、経理職への転職難易度は本人の経験やスキルレベルによって大きく異なるからです。
基本的に経理職への転職は次の2パターンに分かれます。
- 未経験者や経理経験が浅いケースでは転職が難しい
- 経理経験が3年以上あるケースでは転職しやすい
「経験があれば転職しやすく、経験がなければ転職しにくいのは当たり前では?」と感じるかもしれませんが、経理職ではその傾向が顕著なのです。
では、経験値が低く転職が難しい場合にはどうすればよいのでしょうか。この記事では、経理職への転職を成功させる方法を解説します。ご自身に経理職への適性があるのかも知っておきましょう。
目次
経理職の転職が難しいと言われる7つの理由
近年の転職市場は応募者有利の「売り手市場」といわれていますが、なぜ経理職への転職は難しいのでしょうか。まずはその理由を解説します。
事務職全体の求人倍率が高い
経理職を含めて事務職は総じて人気が高く、求人数に対して応募者が多い状態が続いています。それを示すデータに「有効求人倍率」があります。これは求職者と求人数の比率を表す数値で、1倍を上回ると求職者より求人数が多く、下回ると求人数より求職者が多い状況を表しています。
厚生労働省が公開している統計表によると、令和元年10月における「事務的職業」の有効求人倍率は0.50倍と、職業全体の1.45倍を大きく下回っています。ほかの職業を見てみると「販売の職業」が2.27倍、「サービスの職業」が3.64倍となっているなど、特に事務的職業への転職が難しいことがうかがえます。
経理職自体の人員数が少ない
一般に、販売職や営業職など顧客と直接かかわる部門は、利益を生み出しやすいため多くの人員が投入されます。対して、直接的には利益を生まない事務系部門は、できるだけコストを抑えるために少人数で構成される傾向にあります。
加えて経理職は経営状況に関する重要な情報を扱う職種であることから「信頼できる人材だけに任せたい」と考える経営者が多くいます。
こうした事情から経理職はもともとの人員数が少なく、募集をかけるにしても欠員募集か増員募集が中心となり、なかなか求人数が増えないのです。
退職者が出にくい=人が辞めにくい
今いる人材が辞めにくいのも経理職への転職が難しい理由のひとつです。経理職は正確性が求められる大変な仕事ではありますが、デスクワークが中心なので体力的には続けやすい部類に入ります。ノルマもないため営業職などと比べて精神的にも安定して働きやすいといえるでしょう。
また経理職が辞めようと思っても、経理のスペシャリストは会社にとって重要な存在なので、経営者は簡単に手放したくないと考えます。そのため待遇改善や給与アップを提示して引き留めるケースがままあるのです。
専門性が高く経験が求められる
経理職は事務系職種の中でも専門性の高い職種です。経理の基本中の基本ともいえる仕訳入力でさえ、簿記の知識がないとすすめられません。
もともとの人員数が少ないこともあり、職場内で未経験者をゼロから育てる余裕はないため、経験者に来てもらいたいのが現場や採用担当者の本音です。
未経験者や経験が浅い人は応募の段階ではじかれてしまうか、自ら「難しいだろう」と考えて応募にいたらないケースが多くなります。面接にこぎつけたとしても、経験が豊富な応募者がライバルになるため採用までのハードルは高いでしょう。
資格が応募条件に含まれるケースが多い
ハローワークや転職サイトなどで経理職の求人を見ると、応募条件として資格を求められるケースが多くあります。主には簿記2級以上(場合によっては3級以上)が条件となっているため、少なくとも簿記の資格がないと応募すらできないという状況になりがちです。
また経理職における簿記2級は、「もっていれば評価される」のではなく「もっていて当然」という意味があります。資格さえあれば確実に転職できるわけではない点も難しいところです。
大手企業は派遣社員の募集が中心
正社員の経理職かつ大手であれば、安定的に働き続けられる期待があります。しかし大企業の経理職は給与や福利厚生に恵まれていることもあり、正社員がなかなか辞めません。
入力などの基本業務は正社員以外が担うのも、大企業ではよく見られる光景です。そのため経理職のサポートメンバーとして派遣社員や契約社員を中心に募集するケースが多くなっています。
「経理職」「正社員」「大企業」の3つを満たす求人はなかなかないのが現実です。もしもひとつも条件を変えられないのなら、転職活動は長期戦を覚悟しなくてはなりません。その間はスキルを磨き続けることも必要でしょう。
インボイス制度への理解も必要
経理職を目指す人にとって、インボイス制度に関する知識は非常に重要です。以下に、その重要性と具体的な理由を説明します。
法的義務の理解: インボイス制度は、税金に関する法的義務を理解する上で必要不可欠です。請求書(インボイス)は、買い手と売り手の取引内容や金額を正確に記録するものであり、税務申告や監査において重要な証拠となります。正確なインボイスの作成と保存は、法的コンプライアンスを確保するために欠かせません。
税金の計算と申告: インボイスには、消費税や輸入関税などの税金情報が含まれます。正確なインボイスの情報を元に、税金の計算と申告を行う必要があります。誤った情報や漏れがあると、税務罰金や法的なトラブルにつながる可能性があります。
国際取引の管理: インボイス制度は、国際的な取引においても重要です。異なる国や地域の税制や関税規則を理解し、遵守するためには、正確なインボイスの作成が不可欠です。誤った情報が記載されていると、輸出入プロセスや関連するコストに影響を及ぼす可能性があります。
会計情報の精度と透明性: 経理部門は企業の財務状況を追跡し、報告する責任があります。正確なインボイス情報は、会計情報の精度と透明性を確保する上で欠かせません。適切な会計処理を行うためには、インボイスに基づいて取引を正しく記録し、報告することが重要です。
取引パートナーとの信頼構築: インボイスは取引パートナーとの間で信頼を構築する上でも役立ちます。正確な情報を提供することで、取引相手との信頼関係を築き、スムーズな取引プロセスを確保することができます。
要するに、インボイス制度に関する知識は、経理職を目指す人にとって企業の財務健全性や法的コンプライアンスを確保し、効果的な経理業務を遂行するために不可欠なスキルです。これから経理を目指すのであれば、この制度の理解と運用は必須になります。
経理職には向き不向きがある|転職が難しい人のタイプ・特徴5つ
経理職は向き不向きがかなり分かれる職種です。何となく転職活動をしても時間や労力が無駄になってしまうため、そもそも経理職への適性があるのかも知っておきましょう。経理職に向いていないのは以下のようなタイプの人です。
コツコツした作業や勉強が好きではない
経理の仕事はルーティン作業の連続ですし、小さなミスも許されないため、コツコツやることが苦手な人には向いていません。実務をすると分からないことだらけなので、先輩に質問したり自分で調べたりと日々勉強が必要です。正確な知識が求められるため「適当にやっていたらできるようになった」とはいきません。勉強が好きではない人は根本的に向いていないでしょう。
経理部門には勉強熱心な人が多くいます。入社後に簿記1級や税理士科目にチャレンジする人も珍しくないので、勉強が好きではないと居心地が悪くなることも考えられるでしょう。
経理職は残業がなくて楽そうな仕事だと思っている
経理職を含め、「事務職は残業がなくて楽そう」とイメージする方は大勢います。確かにバックオフィス系の職種は顧客から突然呼び出されることもなく、ある程度計画的に業務を遂行できます。その意味では工夫次第で残業を減らしやすい職種といえるでしょう。
しかし残業がないというのは一般的なイメージにすぎず、実際には残業が多い事務職は多く存在します。また経理職の場合、決算時期や給与計算時期など特定の繁忙期があります。
もともとの人員数の少なさから忙しくても少人数で乗り切る必要があり、残業が多い時期がどうしてもでてしまうのです。
残業がなくて楽そうだという理由で経理職へ転職しても、後悔する可能性が高いでしょう。なぜ経理職へ転職したいのかを改めて考えてみることをおすすめします。
コミュニケーションが苦手
コミュニケーションが苦手な人にありがちなのは「経理はデスクワークが中心で人と話をしなくて済みそう」という志望動機です。しかしコミュニケーションが苦手な人は経理職に向いていません。
各部署でお金の動きが発生するため、経理職はさまざまな部署の人とコミュニケーションをとります。連絡や報告をするだけでなく、こちらの要望を理解してもらえるよう説明したり、鋭く切り込んだりすることもあります。
業務を円滑にすすめるためにコミュニケーションは必須なのです。ベテランになってくると経営陣や金融機関との折衝を任されることもあり、より高度なコミュニケーションスキルが求められます。
口が軽いと自覚している
- 「聞かれたことは何でも正直に答えてしまうタイプだ」
- 「つい余計なことを口走って後悔したことがある」
このような人は経理職への適性がありません。なぜなら経理職は「口の堅さ」が求められる職種だからです。経理職は業務の性質上、経営状況に関する重要情報を知る機会がありますが、それをほかの部署の人へ話してしまうようだと信頼を得ることはできません。
中には、経理職に対して会社の経営状況などを聞いてくる人がいるかもしれません。このとき、たとえ仲の良い相手だったとしてもつい口を滑らすことはあってはならないのです。
分かりやすい成果がないとモチベーションが上がらない
やってきたことに対して成果がでると誰でも嬉しいものです。しかし分かりやすい成果がないと仕事へのモチベーションを保てない人は経理職に向いていません。
たとえば営業職であれば契約件数、販売職であれば売上高など、成果を数値で認識しやすい職種があります。一方の経理職はこうした分かりやすい成果を挙げにくい職種です。
「ミスなく正しくできて当たり前、ミスすればマイナス評価」という環境なので、人から評価される機会もめったにありません。特に経験が浅いうちは大きなお金を動かしたり経営者へアドバイスをしたりすることもないため、仕事がつまらなく感じてしまうことがあります。
もっとも、経理職の場合も「前年より〇%コストを削減した」など成果の数値化は可能なので、自分なりに目標を立てられる人であれば問題ないでしょう。ただ、それができるのはCFOクラスの役職になる方だとは思いますが。。。
経理未経験者でも転職を成功させる5つのポイント
経理職への転職は難しいですが、中には経験値が低くても転職を成功させている人がいます。ここからは経理職への転職を成功させるためのポイントを紹介しましょう。
不足する経験は資格でカバーする
「転職は資格よりも実務経験」ではあるものの、現時点で不足する経験を補うのに資格は有効です。経理職は応募条件に資格が設定されているケースが多いため、資格を取得する意味は大きいといえます。
もちろん資格があればすぐにでも転職できるわけではないですが、一定のベースがあり、仕事を覚えやすいという期待になるでしょう。また経理職は入社後も勉強が必要なので、働きながら資格の勉強をした事実が評価される可能性もあります。
特に簿記に関しては考え方が特殊なので、一度腰を据えて勉強しておくことをおすすめします。日商簿記2級と3級は、真面目に取り組みさえすれば、働きながらでも十分に取得可能です。
資格がなくても同等のスキルがあれば積極的に応募する
経理の実務経験はあるが、資格は取得していないという方もいるはずです。この場合、応募条件に資格があるからといって諦めるのではなく、積極的に応募しましょう。資格も経験もない人とは状況がまったく違います。
応募にあたっては、「資格はありませんが、簿記〇級と同等の知識や経験があります」と補足します。これまでの業務経験を的確に伝えれば、採用にいたる可能性はかなり高いといえるでしょう。
ただし、応募者が多い会社では、資格要件を満たさない場合は一律に不採用とするケースもあります。その点は理解しておいてください。
パソコンスキルを磨く
経理ではパソコンを使う業務が中心なので、パソコンスキルを磨くのもよい方法です。IT系職種のような特別なスキルは必要ありませんが、パソコンの扱いに慣れているほど作業効率が上がるため評価の対象になります。
経理では基本的に会社で導入している会計ソフトを使用しますが、基本的なパソコンスキルがあればすぐに覚えられるでしょう。
エクセルを使ってデータ処理をする機会もあります。関数の使い方をマスターしてあると処理スピードが上がるので、転職活動中に勉強しておくとよいでしょう。
条件や企業規模にこだわりすぎずに探す
経理職の求人は決して多いとはいえないので、条件や企業規模にこだわりすぎると応募ができません。できるだけ選択肢を増やして探すようにしましょう。
すべての条件を満たす求人はそうないですし、あったとしても相応の知識やスキルが求められます。特に経理職は経験が求められる職種なので、ご自身のスキルや経験を客観的に見つめる冷静さをもつことが大切です。条件は優先順位をつけ、譲れない項目だけに絞りましょう。
大企業の求人は非常に少なく、応募条件に上場企業での経験年数が求められるケースも多々あります。この点、中小企業も選択肢に含めると応募できる求人がぐっと増えます。中小企業の場合は人材確保に苦戦しているケースも見られるため、人気の経理職であってもとんとん拍子に転職が決まる可能性があります。
経理職における大企業と中小企業の違い
大企業の場合、給与や福利厚生などの面で恵まれていますし、働き方改革の影響もあり残業が少ないケースが増えています。一方で、分業化されているため経理職として幅広い経験を積むことは難しくなります。部署異動や転勤の可能性もあり、経理職としてのキャリアを積めるとは限りません。
中小企業は分業化されない分、資金繰りや決算業務、税務申告など幅広いスキルを得ることが可能です。多くの業務を任されるため大変なこともありますが、経験値を上げるには最適です。特に現時点で経験が浅い場合、中小企業でひととおりの経理業務を経験しておくと、次なるキャリアへの道筋もできやすくなるでしょう。
会計事務所への転職も手
一般企業だけでなく、会計事務所も含めて探すのも方法です。比較的求人数が多いので、転職の可能性が高まります。会計事務所の事務員になると、仕訳入力などの基本的な業務だけでなく、税務申告や決算業務なども経験できます。これらは一般企業で経験が浅いうちには担当させてもらえない業務です。
また自社の経理業務のみをおこなう一般企業と違い、1人で複数社の経理業務を担当するので幅広い経験ができます。周囲には会計士や税理士などの専門家もいるため、勉強できる環境も整っています。
一般企業と比べて給与や福利厚生で見劣りしやすいのは事実ですが、より濃い経験を積めるという点でメリットが大きいでしょう。
未経験から経理職に転職するなら転職エージェントは利用できない
難しい経理職への転職を成功させるには、転職エージェントの利用も考えられますが、転職エージェントは基本的に経験者の転職時に有効なサービスです。
転職市場の動向や経理職の転職に必要なことをアドバイスしてくれますが、企業側にとっては高いお金を払って採用するわけですから、未経験歓迎のエージェント求人はほぼないと思って良いでしょう。
そのため、転職エージェントの利用ではなく、自己応募ができる求人サイトから探し、応募されることを強くお勧めします。
ただし、管理部門の経験が3年以上ある方や、公認会計士・税理士資格を持っている方が事業会社の経理に転職したい場合は、経理としての経験がなくても問題ありません。
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まとめ
経理職への転職が難しい理由や成功のポイントを紹介しました。経理職は専門性が高いため、経験値によっては転職が難しい場合がありますが、選択の幅を広げることで成功の可能性はアップします。
まずは自分自身の適性を知り、経理職へ転職したい理由を整理してみましょう。今すぐ取り組める対策として、資格を取得する、転職エージェントを利用するといった方法も有効です。