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フォーサイトの評判・口コミを徹底調査|費用が安いと人気の通信講座の実態とは

フォーサイト』では、資格取得のための通信教育を行なっています。1993年設立し、累計受講者数は27万人に登ります。

他にもさまざまな資格対策講座をおこなう予備校や通信教育のサービスがありますが、講座の特徴・講師・合格率などの違いはどんなところにあるのでしょうか。

フォーサイトの特徴やメリット・デメリット、良い口コミ・悪い口コミを紹介します。

公式サイト:https://www.foresight.jp/

目次

フォーサイトの通信講座で勉強できること

フォーサイトでは、さまざまな資格対策の講座が用意されています。その中で代表的なものについて紹介します。

社会保険労務士

フォーサイトの社会保険労務士講座を受講した2021年の受講生の合格率は29.4%で、全国平均の7.9%と比べると3.72倍です。フォーサイトの中でも人気の講座で、子育て中の主婦でも資格試験に合格した実績があります。

不合格の場合、カリキュラムによっては全額返金されるものもありますし、合格したらamazonギフトカード最大2,000円分を受け取れます。なお、社会保険労務士の試験対策講座は教育訓練給付制度(一般教育訓練)の対象です。

公式サイト:https://www.foresight.jp/sharoushi/

行政書士

フォーサイトの行政書士試験対策講座を受講した2021年度の受講生の合格率38.0%と、全国平均の合格率11.18%の約3.4倍です。行政書士対策講座は、教育訓練給付制度の対象です。

こちらもバリューセット3というカリキュラムを受講して不合格だった場合には全額返金保証があるので安心です。

公式サイト:https://www.foresight.jp/gyosei/

宅地建物検定士

2021年における全国の宅地建物検定士の合格率は17.7%で、フォーサイトの通信講座を受講した方の合格率は82.0%なので、全国平均の4.63倍です。(2022年度)フォーサイトでは3種類の講座が用意されており、バリューセット1とバリューセット2は教育訓練給付制度の対象になります。

また、一番ボリュームのある講座であるバリューセット3を受講して不合格だった場合には、受講料が全額返金される仕組みです。

公式サイト:https://www.foresight.jp/takken/

ファイナンシャルプランナー

フォーサイトのファイナンシャルプランナーの合格率は、全国平均で41.51%のところ、フォーサイトの通信講座を利用した場合には81.4%と全国平均の1.96倍となります。(2022年1月)FP2級を受験するためには、3級FP技能検定に合格、または2年以上の実務経験、日本FP教会が認定するAFP認定講習を受けることが必要になります。

フォーサイトは日本FP協会が認定する日本AFP認定研修の対象講座受講することができることができるので、3級合格や実務がなくても受験資格を得ることができます。

公式サイト:https://www.foresight.jp/fp/

ITパスポート

フォーサイトでは、ITパスポートの通信講座の提供もしています。ITパスポートの合格率は全国平均52.7%と高いですが、フォーサイトの通信講座を活用している方の合格率は88.1%とかなり高いです。

公式サイト:https://www.foresight.jp/it/

通関士

フォーサイトの通関士資格対策講座は、合格率52.7%と全国平均13.7%に比べると3.85倍の合格率となっています。(2022年度)フォーサイトの通関士講座は、教育訓練給付制度の対象です。

公式サイト:https://www.foresight.jp/tsukanshi/

旅行業務取扱管理者

総合旅行業務取扱管理者試験の2019年度合格率は全国平均29.9%ですが、フォーサイトの対策講座を受講した方の合格率は77.8%でした。テキスト・問題集・模擬試験・e-―ニング(ManaBun)だけではなく、無料メール質問10回なども利用できます。

公式サイト:https://www.foresight.jp/ryokou/

中小企業診断士

フォーサイトの中小企業診断士対策講座は、1次試験から2次試験に対応した講座内容になっており(バリューセット2)初学者でも合格できるような充実したコンテンツです。また、試験に合格すればamazonギフトカード最大2,000円分がプレゼントされます。既に独学などで勉強している方には、科目ごとで申し込みも可能です。

公式サイト:https://www.foresight.jp/chusho/

公務員試験

フォーサイトには公務員試験向けの試験対策講座の用意もあります。何でも載っているテキストですべてを理解して覚えるのではなく、合格ラインをクリアすることに主軸を置いています。

公式サイト:https://www.foresight.jp/koumuin/

フォーサイトの4つの特徴

公式サイト:https://www.foresight.jp/

通信講座に特化・授業はe-ラーニングで実施

フォーサイトの受講者数27万人に上ります。通信講座に特化しており、授業はe-ラーニングで行われます。e-ラーニングはフォーサイトが特許を取った「道場破り」というものが使われていましたが、現在では受講生が所有するどのディバイスからもアクセスができる「ManaBun」が導入されています。

学習スケジュールを作成して、web上で進捗会議が可能

ManaBunでは、講義の受講はもちろん、過去問や確認テストなどを行うことができます。講義を視聴する際にギガ量が気になる場合はダウンロードすることも可能です。また、学習スケジュールを作成して、web上で進捗会議をすることができる点も大きな魅力です。オンラインではなく自宅のテレビなどで受講したい方は追加オプションでDVDを購入することができます

講座は講師がホワイトボードなどに書き込むのではなく、電子黒板を利用しているので、講師の字が読みにくいなどのストレスもありません。動画の画質も良く、ノイズが入りにくい工夫がされているので、テレビのコンテンツのように視聴することができます。

受講生がリアルタイムでコミュニケーションを取れるライブ講義も配信

また、ManaBunでは受講生がリアルタイムでコミュニケーションを取れるライブ講義も配信されるようになりました。各講座月に1.2回ですが、講義中にチャットするなど受講生の反応を見ながら講師は進行をするので、密な内容が望めます。実際にこの機能を利用した受講生に対してアンケートをしたところ「一人で勉強する不安を減らす助けになると思う」と98.7%が答えています

通信講座では孤独になりがちですが、勉強仲間がいるという心強さが感じられるのは良いところといえるでしょう。

通信講座では珍しいフォロー体制が整っている点も安心

また、ManaBunの質問箱から講師や専任スタッフに対してメールで質問をすることもできます。質問回数はカリキュラムにより異なりますが、通信講座ではあるもののフォロー体制が整っている点も安心です。

フォーサイトのテキストは、フルカラーで作成されており、図表・イラストが多く見やすいと評価されています。フルカラーのテキストで勉強した方が記憶は残りやすいという研究もあるので、このようなフルカラーテキストを利用できるのもフォーサイトを選ぶ理由になります。

このテキストには余白がたくさんあるのも好評です。テキストに書き込みやすく工夫されているので、別にノートを持ち歩く必要もなくなります。

公式サイト:https://www.foresight.jp/

フォーサイトの受講費用について

フォーサイトの講座は業界内でも低コストで受講できることが人気の秘密です。低コストに抑えられる理由としては教室を持たないことで固定費がかかっていないこと、多くの講師の人数を抱えていないこと、広告費を削減していることを挙げることができるでしょう。教材についても海外に作成を依頼してコストを下げています。

たとえば、行政書士対策講座は教育訓練給付制度対象講座となっており、基礎講座と過去問講座がセットになった「バリューセット1」は66,800円(税抜き・送料別)です。

同じく通信講座のアガルートの基本コースは148,000円なので、同じ通信講座サービスの中でもかなり費用は抑えられているといえます。(キャンペーン期間中はさらに安く受講できます。) 基礎講座・過去問講座・直前対策講座・答練講座がセットになった「バリューセット3(DVDなし)」は104,800円(税抜・送料別)ですが、講座を受けて不合格だった場合には受講料が返金されます。

ただし、すべての講座で返金制度があるわけではないのでその点には注意が必要です。

公式サイト:https://www.foresight.jp/

フォーサイトの講師陣はどんなひと?

フォーサイトの講義は基本通信講座となっているので、講師は少数精鋭で構成されています。実力のある方だけを厳選しているので、講義の質も高いです。講義ではわかりやすく伝える工夫をしている講師が多いという評判もありました。

ホームページでは講師のブログなど読むことができるので、講師の講座にかける思いなどを知ることができます。

講師
公式サイト:https://www.foresight.jp/

特に社労士試験対策講座の加藤光大講師の人気は高いです。ご自身でも社労士事務所を構えており、実務をこなしている方からの講義は、実際に社労士として働くこともイメージしやすくなりそうです。

フォーサイトの良い評判

それでは、実際にフォーサイトの講座を受講した人はどのように感じているのでしょうか?まずはフォーサイトの良い評判を紹介します。

ManaBunが使いやすい!

ManaBunを使うと、フォーサイトの各講座が提供しているインプット学習・アウトプット学習がスマホ1台で実施できます。ものすごく便利です。

引用:キリュログ

講義の視聴がスマホでできるところは増えていますが、ManaBunを利用するとスマホ上でテキストを見ることができたり、演習問題を解くアウトプットもできたりします。スマホ1台でほとんどの勉強が完結できるので、隙間時間の学習にもってこいです。

テキストの内容が充実している

行政書士試験を受けるにあたり、条文や判例の知識は不可欠。だけど、重いんですよね、六法って。行政書士試験には出題されない法律も掲載されているので持ち運びには不便です。その辺りを考慮して、フォーサイト行政書士のテキストには行政書士試験に必要な条文が網羅的に記載されているので、わざわざ六法を用意する必要はありません。

引用:【クーポン有】3度目の正直!独学からフォーサイト行政書士にチェンジした理由を口コミ

この方は独学で行政書士試験に2回挑戦して落ちたのちにフォーサイトを受講された方です。行政書士の試験では法律の知識が問われますが、六法を常に持ち歩くのは大変なことです。その点わフォーサイトのテキストは条文や判例も併せて載っているので、六法を持ち運ぶ負担が減ります。

初心者に親切な内容

フォーサイトを使っての全体的な印象は、私の様に初心者で右も左も分からないといったような人にはぴったりです。どのような順番で勉強を進めていったら良いのか、どのように覚えていったらいいのかをものすごく分かりやすく道標を作ってくれているので、独学で勉強して行くより格段に合格への道が近くなると思います。

引用:宅建士合格hub

フォーサイトは初心者に対してもわかりやすく学習の道を示してくれます。独学だと「そもそも何から勉強すれば良いかわからない」と非効率な学習になることもありますが、そのようなことを避けることもできるのです。

公式サイト:https://www.foresight.jp/

フォーサイトの残念な評判

フォーサイトに対する良い口コミも多いですが、受講してから後悔しないように残念な口コミにも目を通すべきといえます。フォーサイトの残念な評判も見ていきましょう。

合格ラインギリギリを狙うので内容が不十分

フォーサイトの通信講座は、行政書士試験で満点を取るように作られているわけではなく、合格点をクリアすることを目標に作られています。そのため、民法や行政法、特に商法などは深い知識を追求せずに、合格できるラインのみを勉強している印象を受けました。掘り下げて理解したい方にとっては、物足りない内容になるかと思います。私は合格後、縁あって司法書士兼行政書士事務所に勤務することが出来たのですが、先生方や補助者の方々と比べて特に、商法や民法の知識が薄いことを痛感しました。さらに私の場合、勉強期間が短かったのもあり、知識不足が否めませんでした。

引用:コレハジ

フォーサイトの講座は、すべて合格点ギリギリを狙って設計してあります。効率的に試験合格のための勉強ができる一方で、「絶対に受かりたい」「資格を取ったら即戦力として活躍したい」という方には物足りなさを感じるようです。知識をより深めたい場合には他の参考書などを活用して学習する必要もでてきます。

質問の回数に制限があるのが残念

無料メール質問が受けられるのですが、それが5回までと回数制限があるのがすこし残念に感じました。

この方は行政書士資格対策講座を受講しており、講座内容には満足していますが、質問回数の少なさが残念に感じたようです。通信講座のため、講師数も少ないので、フォローがあるとはいえ不十分に感じる可能性もあるでしょう。積極的に講師とコミニュケーションを取りたい場合、通学式の予備校などに通った方が良いかもしれません。

過去問の掲載が少ない

フォーサイトは主要社労士講座の中で価格が一番安くとても魅力的です。

しかし、クレアールと比較すると過去問題の掲載年数が10年分しかなく演習量が少ないなどデメリットも存在します。

引用:社労士 アール博士の合格ラボ

資格の合格は、インプットはもちろんですがアウトプットとして過去問を解くのは不可欠な勉強方法です。しかし、フォーサイトの社労士資格対策講座は他に比べると過去問の量が少ないとのことです。費用を抑えているので仕方がないことですが、結局他の参考書などを買い増せば費用負担は増えてしまいます。

合格しなかった場合のフォローが少ない

あくまでも効率的に一発合格を目指すことがフォーサイトのコンセプトであるがゆえに、不合格になった場合に関してのフォローがありません。万が一落ちてしまった場合は同じテキストをやり込んで独学でリベンジすることになります。

どうしても不安という方はTACなど大手資格学校の2年目コースや再受験コースに改めて申し込む必要があります。

引用: 宅建取引士試験最短一発合格マニュアル!

不合格になった場合に、他の通信講座や予備校ならば再受講割引で通常よりかなりお得な価格で次の試験に向けた講座を受講できるところもあります。(アガルートでは通信教育を受けて行政書士書士資格を受験して落ちてしまった場合に次年度の同一講座を20%割引ので再受講できます。) 

フォーサイトにはこのような制度がないので、一発合格できない場合のフォローが少ないと感じるかもしれません。

教材の送付が遅い

教材の送付が遅いという口コミもありました。
これに関しては、私も同意見です。

 フォーサイトの教材はすべての教材が一回で送られてくるわけではなく、順次発送となっています。
一応、発送スケジュールがありますが、遅れることが多かったです。
これは改訂作業をしているかららしいのですが、勉強のペースが早い人はストレスに感じると思います。
私は追いついてしまうほど学習が進むことはなかったので特に気にはなりませんでした。
仮に追いついてしまった時は復習の時間に充てれば良いかなと思います。

引用:2019行政書士試験合格手引き〜合格後の開業を見据えて〜

教材は一度に送られてくるわけではないので、早く勉強を進めて全体を網羅したい人にとっては教材が届かないことにイライラしてしまう可能性もあるでしょう。そのような場合には、この方が仰っている通り復習などに時間を充てると良いかもしれません。

公式サイト:https://www.foresight.jp/

フォーサイトと併せて検討すべき通信講座

講座名特徴
アガルート2013年工藤北斗講師がLECから独立して作ったオンラインの資通信講座を提供するサービスです。司法試験のようなさまざまな難関資格を手軽に学習でき、大変人気があります。
公式サイト:https://www.agaroot.jp/
スタディング『資格取得に向けてスマホで勉強できる』このようなコンセプトで、様々な資格取得のためのオンライン講座を開講している。
公式サイト:https://studying.jp/

まとめ

フォーサイトの通信講座は、とにかく費用が安いという点でメリットがあります。しかし、ただ安いだけではなく、講座のクオリティにこだわっていますし、ManaBunの使い勝手についても好評を得ています。ManaBunは講義の視聴はもちろん、テキストを読むことができるので冊子のテキストを持ち運ぶ必要はありませんし、カリキュラムによっては演習問題もできるのです。

ただし、質問回数に制限があるのが残念、合格できなかった場合のフォローが少ない、教材の送付が遅いなどの悪い評判もあります。費用を落としている分、フォローの少なさは出てしまいますが、講座の質次第に問題があるという声は少なかったです。受講を始めてから嫌な思いをしないように他のサービスとメリット・デメリットを比べてから申し込むようにした方が良いでしょう。

公式サイト:https://www.foresight.jp/

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