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司法書士試験に強い予備校・通信講座おすすめ6選|合格率・費用・講座選びのポイントまで

広告ガイドラインについて

※当サイトはマイナビ・パーソル・リクルート等各社のプロモーションをご紹介しております。

当サイトで掲載しているコラムでは、消費者庁の定める『不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)』を遵守し、『景品類等の指定の告示の運用基準』『一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示』のガイドラインに基づき、プロモーション広告を掲載しています。本記事では、消費者庁アフィリエイト広告等に関する検討会報告書のガイドラインに沿った形式で広告であることを明記しています。

高齢化が進む日本では相続や不動産の登記、成年後見人に関する業務など、司法書士の需要は益々増えると予想されています。資格を取得すれば司法書士事務所や企業の法務部への就職が可能となり、独立開業すれば定年に関係なく働くこともできます。

ただし、司法書士試験は合格率が約4%の超難関試験です。独学での合格は非常に難しいため、各予備校が提供する講座の利用は必要不可欠といっていいでしょう。

司法書士講座とひとくちに言っても、大手や老舗の予備校から新興系のオンライン予備校が提供しているものまで種類や数が多数あり、どれを選べばよいのか分からないものです。

そこでこの記事では司法書士講座を選ぶポイントを解説したうえで、おすすめの予備校6校について特徴を紹介します。

講座名特徴
アガルート圧倒的合格実績(合格率21.9%、全国平均の約4倍)。低価格で充実サポート・合理化された教材。全額返金保証・お祝い金制度等もありコスパ抜群 。
スタディング業界最低水準の安価(5〜12万円)でオンライン完結。AI・スマホ活用で効率学習、合格者多数。忙しい社会人・コスト重視に最適 。
伊藤塾合格者の約59%が受講生という圧倒的実績。47万円超と高額だが、手厚いサポート・講師陣・合格実績で本気の受験者向け 。
LEC東京リーガルマインド司法書士指導歴37年超の老舗、一発合格者も多い。教材充実、サポート体制も万全だが費用は高め(約48万円~) 。
Wセミナー(資格の学校TAC)実務重視・上位合格者を多数輩出。
講師陣に定評、Web・音声DLサポート等あり。価格高め(約45~50万円) 。
クレアール独自「非常識合格法」と時短学習が特徴。56年の受験指導実績、手厚い合格サポート&お祝い金。価格は比較的お手頃 。
目次

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司法書士試験対策・合格におすすめの予備校6社を比較

アガルート|圧倒的な合格実績を持つオンライン予備校

アガルート司法書士
公式サイト:https://www.agaroot.jp/shoshi/

アガルートアカデミーは2015年1月に開校したオンラインの資格予備校です。司法書士以外に司法試験・予備試験、中小企診断士や弁理士試験など難関資格のオンライン予備校として確実に知名度と実績を伸ばしています

項目内容
受講料入門総合講義:162,800円(税込)
入門カリキュラム(ライト):239,800円(税込)
入門カリキュラム(フル):349,800円(税込)
受講期間目安通常1.5年〜2年(2027年合格目標・長期プランあり)
学習形式オンライン講義(PC・スマホ・タブレット対応、講義動画+フルカラーテキスト・デジタルブック、ダウンロード対応、モバイルアプリあり)
合格実績直近(令和6年度)合格率:約21.9%(全国平均約5.3%の約4倍、業界トップクラス)
サポート体制・バーチャル校舎(フル受講生限定、オンライン自習室&講師/合格者との交流)
・講師による毎月ホームルーム動画
・オンライン質問サービス(フル50回/ライト20回)
・Webテスト(短答セルフチェック)
・オンライン演習サービス(TOKERUKUN・隙間時間で問題演習対応)
合格特典・キャンペーン・合格特典:全額返金+お祝い金3万円(条件あり、フルカリキュラム限定)
・各種割引(受験経験者割・他校乗換割・家族割引など)
・教育クレジットローン分割手数料無料キャンペーン
公式サイト|URLhttps://www.agaroot.jp/shoshi/nyuumon_sogo/

司法試験で圧倒的な合格実績を誇る

アガルートの司法書士試験講座の合格率は、令和6年度(2024年度)で21.9%でした。これは、全国平均合格率(5.3%)の約4倍という非常に高い実績です。つまり、アガルート受講生は全国平均より圧倒的に高い確率で合格していることになります。

https://www.agaroot.jp/shoshi/
  • アガルート受講生の合格率:21.9%(令和6年度実績)
  • 全国平均合格率:5.3%(同年度)
  • 約4倍の合格実績(業界トップクラス)
  • 合格実績の公表は自信の表れであり、毎年高い合格率を維持
  • 初学者・再チャレンジ層にも対応したカリキュラムと手厚いサポート体制が合格率向上の要因

このことから、アガルートは他校や独学と比べて「圧倒的に合格しやすい学習環境」を提供しているといえます。学習効率・サポート制度・教材設計などが、合格率の高さに直結していることが大きな優位性です。

低価格と返金制度でコスパ最強

アガルート司法書士試験講座の費用は、入門総合講義:約16万円/入門カリキュラム・ライト:約24万円/フル:約35万円が主なラインナップです。これに対し、他の大手予備校の講座費用は40万〜60万円台が多く、アガルートは非常にリーズナブルな価格設定になっています。

  • 伊藤塾:約50万円~
  • LEC:約53万~67万円
  • クレアール:約16万円(お得な割引適用の場合もあり)
  • スタディング:約5万円~12万円(動画中心の格安コース/サポートや教材は限定的)
  • 東京法経学院:約28万円~60万円

総じて「受講費用を抑えつつ、質の高い学習環境と実績を重視したい方」にはアガルートが非常に有利です。大手と同レベル、またはそれ以上の内容を圧倒的なコストパフォーマンスで受講できるのが大きな魅力です。

  • 「教材やサポートが充実していながらも、料金が他社より大幅に安い」
  • 20万円以下〜30万円台までの価格帯で、本格的なカリキュラムや充実したサポートを受けられる
  • チューターや質問制度などのサポートも受講料に含まれる(追加オプションもあり)
  • 合格特典の「全額返金制度」もインパクトあり
  • コスパを重視する受験生には特に最適な選択肢

合理化を図った講座&テキスト

アガルートの講座とテキストは徹底的な合理化が図られている点が特徴です。合格に必要な情報だけを伝えることに注力しており、効率よく合格を目指せる構成になっています。

また司法書士試験に精通した講師が作成したオリジナルテキストはフルカラーで視覚的に情報を整理しやすく、アイコンやマークも使用するなど見やすいレイアウトになっています。

サポート体制は標準的

アガルートはFacebookグループによる質問対応や講師による毎月1回無料カウンセリングを実施といった学習のサポート体制があります。

ただしオンラインの学習サポート体制については、音声ダウンロードや7段階の倍速機能といったもので、オンライン型の予備校にしてはごく標準的です。Webテキストやオンラインの問題演習がないためスマホだけで学習をしようとする人には物足りなく感じるかもしれません。

公式サイト:https://www.agaroot.jp/shoshi/

スタディング|業界最低水準の低価格とスキマ時間学習に強み

公式サイト:https://studying.jp/shoshi/

スタディングは多数の難関資格合格者を輩出しているオンライン型の資格予備校です。もともとのブランド名は通勤講座でしたが、2018年にスタディングへ変更し、さらに知名度を上げています。

項目内容
受講料ミニマム:49,500円 ベーシック:69,300円
スタンダード:89,100円
コンプリート:99,000円(キャンペーン価格 93,500円・11/30まで)
コンプリート冊子テキスト付:119,500円(キャンペーン価格 108,500円・11/30まで)
受講期間目安2026年度向け+2027年度向けの講座まで受講可。
2026年2月~2027年5月頃まで順次講座リリース
学習形式完全オンライン、スマホ・PC・タブレット対応
動画講義+WEBテキスト+問題集+暗記ツール
合格実績2024年度司法書士試験合格者 37名 合格体験談
・一発合格者の声等公式サイトに複数掲載
サポート体制(抜粋)・学習Q&Aサービス(質問に講師やスタッフが回答)
・AI学習プラン自動作成
・AI問題復習機能
・学習レポート/進捗管理機能
・勉強仲間機能&掲示板(受講生同士の交流・質問)
合格特典・キャンペーン・合格お祝い金制度(合格体験談提出でお祝い金)
・15%OFFクーポン(無料登録時)
・秋の合格応援キャンペーン(~11/30)
・無料お試し体験&PDF資料
・再受講更新割引・法人割引等
公式サイト(URL)https://studying.jp/shoshi/

難関資格の短期合格者が多数

スタディングの司法書士試験講座合格率に関しては、公式に合格率を明確に公表していませんが、口コミや比較記事などでは「全国平均の2倍~3倍」といった評価や、一部で15%前後という声も見られます。ただし、裏付けとなる具体的な年次データや計算根拠が公式に出ているわけではありません。

一方で、司法書士試験の全国平均の合格率は例年約5%(2025年度は5.2%)とされており、この数字は法務省等の公式発表や大手資格スクールの統計でも一貫しています。スタディングの司法書士講座は、全国平均と比べて合格率が高いとの評判があります。これは独自のオンライン学習システムや効率的なカリキュラム、講師やサポート体制により、受講生が着実に学習できる環境が整っているためと考えられます

  • スマホやPCでスキマ時間を活用できるスタイル
  • わかりやすい動画教材・AIによる自動復習・個人最適化機能
  • 合格者向けのお祝い金やキャンペーン
  • 受講者限定のQ&Aサービス・コミュニティ

などが、忙しい社会人や独学で苦戦していた受験者にも支持されています。

司法書士試験の全国平均合格率(約5%)は非常に低く、独学ではなかなか突破できない難関資格です。スタディングの受講生はこの全国平均を大きく上回る合格率という実績があり、合格に向けて有利な環境が提供されているといえます。

特に「働きながら短期間で合格を目指したい方」にとっては、高いコストパフォーマンスと効率性が大きな強みになっています。

業界最低水準の低価格

スタディング司法書士試験講座の費用は他社と比べて「圧倒的な安さとコストパフォーマンス」が強みです。

  • スタディング:49,500円~99,000円(キャンペーン時はさらに割引あり)
  • 他社例(大手通信講座・予備校):
    • アガルート:140,800円~394,800円
    • クレアール:208,000円~460,000円
    • LECや伊藤塾の通学型:40万円~54万円が中心

優位性ポイント

  • スタディングは徹底したオンライン化・システム活用により「合格に直結しない無駄なコスト(校舎の維持、紙教材の大量印刷等)」を排除し、圧倒的な低価格を実現
  • 主要な全講座・サポート機能を含んでも10万円以下で受講でき、費用面でリスクが小さく、独学からのステップアップにも最適
  • 他社のような高額な分割払いや強制的な追加課金がなく、「明確な料金体系」で安心して始められる点も好評
  • 初期費用を抑えたい方や、費用対効果を重視する方には、特にスタディングが最適な選択肢と言える

初学者でも効率的に実力がつく講座と教材

スタディングでは、短期合格者の学習方法を徹底的に研究し、心理学や脳科学などの知見と組み合わせた「スタディングメソッド」を磨き上げてきました。スタディングメソッドによって構築された講座と教材は短期間で効率的に実力がつくと定評があり、短い講義時間数ながら合格を目指せる土台が整っています。

スマホで学習が完結する充実のサポート

スタディングはオンライン版テキストやオンライン問題集、要点暗記ツールなど、とにかく学習サポート機能が充実しています。すべての学習がスマホで完結するため忙しくてまとまった学習時間を確保できない社会人には特におすすめです。

公式サイト:https://studying.jp/shoshi/

伊藤塾|47万円の高価格だが合格実績は他社を圧倒

伊藤塾は法律資格・公務員試験の受験指導で抜群の知名度・実績を誇る有名校です。司法試験・予備試験の予備校として有名ですが、司法書士試験でも優れた実績を残しています。本気で合格したい方は、まずは検討するべき予備校だといえるでしょう。

項目内容
受講料■スリーステップコース:529,000円(90,000円OFFクーポン有・~11/30)
■スピード&フリーコース:529,000円(80,000円OFFクーポン有・~12/31)
■ステディコース:518,000円(90,000円OFFクーポン有・~11/30)
(すべて税込・本科生Web受講、入塾料10,000円別途/学割・再受講割引あり)
受講期間目安1年~2年(コース・スケジュールにより変動。
2026・2027年合格目標など各年度ごとに設定)
学習形式オンライン+教室(通学・Zoom・オンデマンド配信)。テキスト教材提供あり。
合格実績合格体験記やインタビューを公式サイトに多数掲載。詳細人数等の明記はなし。
サポート体制(例)・個別カウンセリング制度
・24時間Web質問制度
・講師参加のスクーリング制度(ライブ・Zoom)
・学習スケジューリング(月1回の合格者スタッフ相談)
・受講生同士のネットワーク(桐桜会)
合格特典・キャンペーン・早期申込割引・期間限定クーポン
・再受講割引(最大45%OFF)
・学割(最大120,000円OFF)
・合格者受講料全額返金制度
・その他随時キャンペーンあり
公式サイト(URL)https://www.itojuku.co.jp/shiken/shihoshoshi/index.html

※各コースの詳細・最新価格や割引、合格実績、サポート内容は公式サイト・講座案内ページでご確認ください。各コースのURLも合わせて表に加えることもできますので、ご指定があれば追記します。

2024年試験の合格者占有率は約59%

伊藤塾の司法書士試験講座は、全国平均と比較して非常に高い「合格占有率(シェア)」を誇っています。

全国平均の司法書士試験合格率は、直近のデータで約5.2〜5.3%と非常に難関ですが、2024年度には最終合格者737人中433人(約59%)が伊藤塾の有料講座受講生でした。つまり、合格者の過半数が伊藤塾の講座を利用しています。

伊藤塾は合格率そのもの(=受講生の分母に対する割合)は公開していませんが、全国合格者に占める伊藤塾生の割合が高いことは、

  • 膨大な合格実績
  • 充実したカリキュラム・教材・サポート体制
  • 講師や合格者ネットワークの強さ
    を証明しています。

司法書士試験は全国的に狭き門ですが、伊藤塾なら「合格者の半数以上を輩出」しており、学習面・精神面の両面で合格の最短ルートといえます。他校と比較しても、圧倒的な合格実績をもつのが伊藤塾の最大の特徴です。

価格は高め

伊藤塾の司法書士試験講座の費用は、初学者向け主要コースで約50万円強(通常価格518,000~529,000円程度)となっており、他社と比べると「高額」であるといえます

代表的な他社との価格比較(一例・2025年時点)は以下の通りです。

予備校・通信講座初学者向け主力コース例参考価格(税込・割引無し)
伊藤塾入門講座など各種499,000~529,000円
アガルート入門総合カリキュラムフル294,800円
スタディング合格コース(コンプリート)99,000円
LECパーフェクトコース467,600円
クレアール1年通信講座等196,560円(割引後例)
ユーキャン通信講座169,000円
東京法経学院新・最短合格講座227,700~346,500円
  • 価格下限は約10万円、上限は伊藤塾や大手校の50~60万円前後が多いです。
  • 他社の多くは通信専門やオプション制で価格を圧縮可能。伊藤塾は通学・通信・サポートがフルスペックのため高額。
  • 伊藤塾は教材・サポート体制・合格者数など非常に質と実績は高いですが、「費用を抑えたい人」には不向きという意見も目立ちます。

伊藤塾は金額だけで見ると比較5社中ほぼ最も高額ですが、全国合格者の約59%が伊藤塾利用という圧倒的実績もあり、費用対効果・サポートの手厚さ・合格実績重視の方に向いています。逆にコスト重視や独学向きならスタディングやユーキャン等も選択肢になります。客観的には「高額=高品質・高実績」という構図です。

一流講師陣による質の高い講義が魅力

伊藤塾の司法書士講師陣は、教材制作や個別指導などの受験指導歴が最低5年以上の講師だけが集まっています。もちろん全員が司法書士試験の合格者で簡裁訴訟代理等能力認定考査まで取得しており、法律への造詣が深く、講義が分かりやすいと評判です。

特にエース講師である山村講師は、最年少合格者や総合成績1合格者を輩出するなど高い実績があり受験生から圧倒的な支持を得ています。

講師陣の力と、合格のために必要な量と質にこだわったカリキュラムが相まって最短合格へと導いてくれます。

質問制度やカウンセリングで不安を解消

伊藤塾は学習のサポート体制が手厚いのが特徴です。学習をきちんと継続できるように、カウンセリングや質問制度等のサポート制度が非常に充実しています。通学であれば一流講師と直接やり取りができるのもメリットです。

公式サイト:https://www.itojuku.co.jp/shiken/shihoshoshi/index.html

LEC東京リーガルマインド

LEC(東京リーガルマインド)は1984年から37年間司法書士受験を指導してきた老舗の予備校です。

一発合格者は10年で131名を輩出

司法書士試験は合格率が約4%と非常に難易度が高い試験なので、合格するまでの受験回数は4回前後が平均とされています。一発合格は至難の業といえるでしょう。そんな中でLECは2011~2020年の10年間で131名もの一発合格者を輩出しています。

初学者でも分かりやすい指導が受けられる証でもあるでしょう。毎年上位合格者も輩出しており、実績は十分です。

価格は高め

LECは初学者向け、学習経験者向け、通信・DVD・通学などさまざまなコースがありますが、たとえば2022年合格目標:新15ヵ月合格コース(春生)の通信Webは47万9,700円、通学(Webフォロー付)は55万8,900円です。

40万円台後半~50万円台が中心で司法書士講座の価格としては高めといえるでしょう。大手予備校ならではの安心感はありますが、費用面で気になる方はいるかもしれません。

基礎からしっかり学べるブレークスルーテキスト

LECのブレークスルーテキストは、法律を基礎から学ぶ人でも分かりやすいと評判のテキストです。重要条文はすべて記載されており、制度趣旨にも触れているため条文の理解が深まります。

全ページにメモを取るための余白が設けられているところも受講生から好評で、講義で得た重要なポイントや問題演習で間違えやすいポイントなどを記載できます。

インターネットフォローで徹底サポート

インターネットフォローでは講義に関する質問や相談、スケジュール管理など充実した受験サポートが受けられます。スケジュール帳代わりに使える「やることリスト」や、同じ講座を受講している受験生同士で質問や相談ができる「教えてメイト」など、さまざまな機能があります。

また一問一答形式の問題が5問、メールで配信されるため試験へのモチベーションを切らさずにすきま時間を有効活用しながら学習を継続できます。

公式サイト:https://online.lec-jp.com/disp/CSfDispListPage_003.jsp?dispNo=012001001003

Wセミナー(資格の学校TAC)

法律・難関資格の受験指導を行うWセミナー(早稲田セミナー)も司法書士講座で支持を得ている予備校のひとつです。2009年に事業譲受により資格の学校TAC(TAC株式会社)が事業を引き継いでいます。

2020年度試験で記述式1位合格者を輩出

Wセミナーは司法試験で多くの合格者を輩出しており、HPでも合格者の声や合格体験記が多数掲載されています。2020年度司法書士試験では記述式1位、総合2位の合格者を輩出しており、上位合格できるだけの講義や教材であることを示しています。

価格は高め

2022年目標本科生1年本科生(総合本科生プラス:Web)は50万7,000円、給付金制度の対象となる2022年目標本科生1年本科生(Web)は44万1,000円です。45~50万円ほどと、司法書士講座の中では高い部類に入ります。

カリスマ講師の講義で自然に合格を目指せる

Wセミナーでは受講生の92%が講師に満足しているというアンケート結果があり、講師陣の質の高さを表しています。特に卓越した合格理論「山本オートマチック」を提唱する山本講師は、自身もわずか6ヶ月で試験に合格した経験をもつカリスマ講師です。講義が面白く自然に合格を目指せると評判です。

音声DLフォローで復習強化

教室講義の音声ファイルと議事録をダウンロードする機能があるため、通学・通勤中などのスキマ時間を活用して復習を強化できます。

また教室収録した講義はWeb動画でスマホやパソコンなどを使っていつでも受講できるため、忙しくて講義を欠席してしまっても安心です。

公式サイト:https://www.w-seminar.co.jp/shisho.html

クレアール

公式サイト:https://www.crear-ac.co.jp/shoshi/

超効率的な独自の学習法「非常識合格法」を提唱するクレアールは、Web通信で最高の時短学習を目指す資格予備校です。

項目内容
受講料1.5年スタンダードコース:455,000円(税込)
超短期コース:340,000円(税込)
※割引適用で半額近く(例:10月キャンペーン時168,300円、232,050円など)
受講期間目安超短期コース:1年 ~ 1.5年
1日3~4時間 or 7~8時間学習のプランあり
学習形式スマホ・PC対応のWeb通信講座(動画講義+オリジナル教材、択一六法/CROSS STUDY
合格実績合格者体験記などによれば「安定して20名前後」
公式に合格率は未公開だが毎年合格者を輩出
サポート体制– 質問対応(電話・ネット)
– 専任スタッフによる相談窓口
– 無料資料請求/パンフレット送付
– オリジナル教材・Web教材提供
– マイ学習プランの提案​
合格特典・キャンペーン– 合格お祝い金(例:10万円キャッシュバック)
– 最大3万円割引キャンペーン(受験経験者、成績所定条件クリア時など)
– 期間限定割引(10月など)
– やる気応援割引(コメント提出で1万円オフなど)crear-ac+3​
公式サイトhttps://www.crear-ac.co.jp/shoshi/

サポート体制や割引情報などの詳細は公式サイトおよびパンフレット請求がおすすめです。コース内容・価格は時期やキャンペーンによって変動しますのでご注意ください。

公式サイト:https://www.crear-ac.co.jp/shoshi/

資格受験指導歴56年の老舗予備校

クレアールの司法書士試験講座は「指導歴56年超」の長い実績を持つ老舗スクールです。法律系資格予備校として半世紀以上にわたり司法書士・行政書士・会計系など多くの国家試験対策を運営してきました。この歴史の中で培われたノウハウや教材・カリキュラムの蓄積は、最近設立された新興スクールと比べて大きな強みです。

特に司法書士試験においては、1年~2年単位で毎年最新の出題傾向を反映したオリジナル教材を開発し、合格者からのフィードバックやデータをもとに改善を重ねています。老舗だからこそ可能な豊富な合格実績と、時流に合わせた柔軟なカリキュラム設計により、学習者が安心して学べる環境が整っています。

他の大手(例:伊藤塾、LEC、TAC)は同様に数十年の実績を持っていますが、クレアールは“歴史ある通信特化型予備校”という点でサポート制度やコストパフォーマンスでも堅実な運用ノウハウが生かされています。新規参入のオンライン専業講座(アガルート・スタディング等)と比べると、安心感や実績データに明確な差があります。

  • 半世紀超の運用・指導実績があるため、安心感・信頼性が高い
  • 歴史が長いからこそ、教材・サポート体制・合格ノウハウが蓄積されている
  • 新興サービスでは得られない、毎年蓄積される合格実績と「本番に直結」するカリキュラムの信頼性

司法書士講座選びで「長く運営されてきた信頼感」「安心して学べる環境」を重視したい方にクレアールは非常に有力な選択肢です。

価格は比較的お手頃

代表的な「1.5年スタンダードコース」は通常455,000円(税込)超短期コースは340,000円(税込)程度です。

ただし、クレアールは公式のキャンペーン・割引制度が非常に充実しており、実際の申込時の割引適用価格は20万円台から受講可能なケースが多いです。

会社名通常価格帯(税込)割引・特長
クレアール340,000円~455,000円割引で約17~23万円など
LEC418,000~561,000円キャンペーンで割引あり
伊藤塾458,000~529,000円法律系最大手
アガルート162,800~349,800円合格返金・キャッシュバック等
フォーサイト76,800~107,800円格安、WEB教材中心
東京法経学院227,700~346,500円映像や音声DL型もあり
スタディング49,500~119,500円低価格なアプリ特化通信講座

客観的な事実として

  • クレアールは「大手対面予備校」よりも割安で、本格派ながらコスト重視の層にも対応できる価格帯
  • 初心者向けの格安通信(スタディング、フォーサイト等)よりは高い
  • 割引制度が常時用意されており、実質価格は相場の下限~標準的水準
  • アガルート、東京法経学院など「オンライン強化型」サービスと比べても、キャンペーン次第で同等またはそれ以下の価格で始められる場合が多い
  • 合格返金やキャッシュバックなど、受講生の負担軽減策も充実

つまり「本格的な予備校タイプの安心感と、費用面での負担軽減のバランス」がクレアールの特長です。コストだけなら格安系に譲るものの、トータルのバランスを求める層に選ばれています。

Webテストと復習講義で知識が確実に定着する

クレアールはスマホでも受けられるWebテストが非常に充実しています。穴埋めテストと1000問ノックテストのほかに、重要な論点について正誤理由をスピーチ訓練できる音声データもあります。

さらに各単元5~10分の復習講義がついているので重要なポイントだけを効率よく復習ができ、確実に知識が定着します。

合格サポート体制は通信講座トップクラス

クレアールの合格サポート体制は非常に整っており、通信講座の中でトップクラスです。メールや質問用紙での質問を受け付けており、回数は無制限です。

また受講期間内に提出した答案はすべて採点して返却されるため本試験までに不明点を残すことなく自信を持って受験できます。

公式サイト:https://www.crear-ac.co.jp/shoshi/

講座名特徴
アガルート圧倒的合格実績(合格率21.9%、全国平均の約4倍)。低価格で充実サポート・合理化された教材。全額返金保証・お祝い金制度等もありコスパ抜群 。
スタディング業界最低水準の安価(5〜12万円)でオンライン完結。AI・スマホ活用で効率学習、合格者多数。忙しい社会人・コスト重視に最適 。
伊藤塾合格者の約59%が受講生という圧倒的実績。47万円超と高額だが、手厚いサポート・講師陣・合格実績で本気の受験者向け 。
LEC東京リーガルマインド司法書士指導歴37年超の老舗、一発合格者も多い。教材充実、サポート体制も万全だが費用は高め(約48万円~) 。
Wセミナー(資格の学校TAC)実務重視・上位合格者を多数輩出。
講師陣に定評、Web・音声DLサポート等あり。価格高め(約45~50万円) 。
クレアール独自「非常識合格法」と時短学習が特徴。56年の受験指導実績、手厚い合格サポート&お祝い金。価格は比較的お手頃 。

司法書士試験合格に強い講座の選び方・比較ポイント

まずは司法書士講座を選ぶ際に比較するべきポイントを解説します。

合格実績

過去にどれだけ合格者を輩出してきたのか、一発合格者や上位合格者はいるのなどは、講座や指導法のレベルを知るためのひとつの材料となります。合格実績が高ければ指導法が間違っていない証なので受講生としても安心して学習に取り組めるでしょう。

講座の価格

講座の価格も重要なポイントです。特に司法書士講座は難易度が高く学習範囲も膨大なので講座費用は高額になりやすいという特徴があります。

また合格率の低さから一発合格は非常に難しく、誰でも再受講となる可能性もあるでしょう。再受講となれば改めて費用がかかるため、継続的に学習できる価格かどうかも考慮する必要があります。

返金や割引制度を確認

予備校によっては合格時の返金制度や割引制度を設けている場合があります。定価よりかなり安く受講できるケースも多いので制度があれば利用を検討しましょう。

早割などもあるため、できるだけはやめに情報収集しておくことをおすすめします。

教育訓練給付制度が利用できるかどうかを確認

教育訓練給付制度とは、一定の要件を満たす雇用保険の被保険者または被保険者であった人が厚生労働大臣の指定する教育訓練を受講して修了した場合に、受講費用の一部が給付される国の制度です。

費用負担を軽減できるためぜひ利用したいところですが、司法試験対策講座の中でも対象講座と対象外の講座があります。事前に予備校に問い合わせて確認しておくとよいでしょう。

参考:ハローワーク|教育訓練給付制度

講義・教材の質

単純に価格だけで比較するのではなく、講義や教材の質を踏まえて選ぶことも大切です。講義やテキストは分かりやすいか、合格に必要な情報が網羅されているか、知識を吸収しやすい構造になっているかなどを確認しましょう。

司法書士試験の学習は基本的に長丁場になるため、モチベーションを保って学習を続けられ、合格につながる講義・教材であることが必要です。

学習のサポート体制

質問制度やカウンセリング、学習進捗状況の管理といったサポート体制も学習を進めるうえでは重要です。

特に通信・Web講座を利用する場合は、講師に対面で質問したり仲間に相談したりができない環境が学習をやめてしまう原因となりかねません。1人でも継続して学習できるためのサポート体制が整っているかどうかを確認しましょう。

次項からはおすすめの司法書士講座をピックアップし、特徴を挙げていきます。

講座名特徴
アガルート圧倒的合格実績(合格率21.9%、全国平均の約4倍)。低価格で充実サポート・合理化された教材。全額返金保証・お祝い金制度等もありコスパ抜群 。
スタディング業界最低水準の安価(5〜12万円)でオンライン完結。AI・スマホ活用で効率学習、合格者多数。忙しい社会人・コスト重視に最適 。
伊藤塾合格者の約59%が受講生という圧倒的実績。47万円超と高額だが、手厚いサポート・講師陣・合格実績で本気の受験者向け 。
LEC東京リーガルマインド司法書士指導歴37年超の老舗、一発合格者も多い。教材充実、サポート体制も万全だが費用は高め(約48万円~) 。
Wセミナー(資格の学校TAC)実務重視・上位合格者を多数輩出。
講師陣に定評、Web・音声DLサポート等あり。価格高め(約45~50万円) 。
クレアール独自「非常識合格法」と時短学習が特徴。56年の受験指導実績、手厚い合格サポート&お祝い金。価格は比較的お手頃 。

司法書士試験の合格までは約3,000時間必要?最短合格までの勉強ガイド

司法書士試験の勉強時間は、一般的に3,000時間から4,000時間が目安とされています。これは、毎日2時間勉強した場合、約4年から5年半に相当する時間です。しかし、この数字は決して絶対的なものではありません。合格者の中には2,000時間程度で合格する方もいれば、5,000時間以上かけて合格される方もいらっしゃいます。大切なのは、自分のペースを見つけることです。

司法書士試験は11科目にわたる膨大な範囲を網羅する必要があり、特に不動産登記法と商業登記法の実務的な知識が重要になります。単純な暗記ではなく、法的思考力を身につけることが求められるため、時間をかけた継続的な学習が不可欠です。学習期間は長期戦になることを覚悟し、着実に知識を積み重ねていく姿勢が合格への近道といえるでしょう。

個人の状況による勉強時間の違い

法律知識の有無

法律の学習経験は、司法書士試験の勉強時間に大きな影響を与えます。法学部出身者や行政書士資格者、宅建士などの資格をお持ちの方は、基礎的な法律知識があるため、学習時間を短縮できる可能性があります。特に民法や憲法の基礎知識がある方は、約500時間から1,000時間程度の短縮が期待できるでしょう。

一方、法律を初めて学ぶ方は、法的思考に慣れるまでに時間を要します。法律用語の理解から始まり、条文の読み方、判例の捉え方など、法律特有の考え方を身につける必要があります。

しかし、これは決して不利なことではありません。初学者の方が先入観なく素直に学習できる利点もあり、実際に多くの初学者が合格を果たしています。重要なのは、自分の状況を正確に把握し、それに応じた学習計画を立てることです。

社会人の場合

社会人の方の場合、仕事と勉強の両立が最大の課題となります。フルタイムで働きながら勉強される方は、平日は2時間程度、休日は4時間から6時間程度の学習時間確保が一般的です。この場合、合格までに4年から6年程度の期間を要することが多いでしょう。

社会人の強みは、実務経験を活かした学習ができることです。特に不動産や金融関係のお仕事をされている方は、登記実務の理解が深まりやすい傾向があります。また、社会人は集中力が高く、限られた時間を効率的に活用する能力に長けています。

時間の制約がある分、メリハリのある学習ができるのです。通勤時間や昼休みなどのスキマ時間を有効活用し、継続的な学習習慣を築くことが合格への鍵となります。

独学と予備校ならどちらにすべきか?

独学か予備校かの選択は、勉強時間に大きく影響します。独学の場合、自分のペースで学習できる反面、効率的な学習方法を見つけるまでに時間がかかることがあります。

また、分からない箇所で躓いた際に、解決までに時間を要する可能性があります。独学で合格される方は、強い意志力と継続力をお持ちの方が多く、約4,000時間から5,000時間程度の学習時間を要するケースが一般的です。

予備校を活用する場合、体系的なカリキュラムと講師のサポートにより、効率的な学習が可能になります。疑問点をすぐに解決できる環境や、定期的な模擬試験による学習進捗の確認など、独学では得られないメリットがあります。

予備校生の場合、約3,000時間から4,000時間程度で合格される方が多い傾向があります。費用はかかりますが、時間効率を考えると投資価値は十分にあるといえるでしょう。

合格のためのポイント

合格に向けた最重要ポイントは、継続的な学習習慣の確立です。司法書士試験は長期戦であり、一夜漬けで対応できる試験ではありません。毎日少しずつでも学習を続けることで、着実に知識を定着させることができます。また、記述式対策にも十分な時間を割く必要があります。択一式の知識があっても、記述式で点数を取れなければ合格は困難です。

過去問演習は合格への必須要素です。最低でも過去10年分の問題を3回以上は解き、出題傾向と自分の弱点を把握しましょう。また、模擬試験を定期的に受験し、本番同様の環境で実力を測ることも重要です。

学習の進捗管理も欠かせません。月単位、週単位での学習計画を立て、定期的に見直しを行うことで、効率的な学習が可能になります。

何より、長期間のモチベーション維持が合格の鍵となりますので、同じ目標を持つ仲間との交流や、合格後の目標設定なども大切にしてください。

講座名特徴
アガルート圧倒的合格実績(合格率21.9%、全国平均の約4倍)。低価格で充実サポート・合理化された教材。全額返金保証・お祝い金制度等もありコスパ抜群 。
スタディング業界最低水準の安価(5〜12万円)でオンライン完結。AI・スマホ活用で効率学習、合格者多数。忙しい社会人・コスト重視に最適 。
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LEC東京リーガルマインド司法書士指導歴37年超の老舗、一発合格者も多い。教材充実、サポート体制も万全だが費用は高め(約48万円~) 。
Wセミナー(資格の学校TAC)実務重視・上位合格者を多数輩出。
講師陣に定評、Web・音声DLサポート等あり。価格高め(約45~50万円) 。
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司法書士試験の勉強は、通信講座と予備校ならどちらがおすすめか?

司法書士試験の勉強において、通信講座と予備校(通学講座)のどちらを選ぶべきかは、多くの受験生が悩むポイントです。それぞれにメリット・デメリットがあり、一概にどちらが優れているとは言えません。ご自身の性格、ライフスタイル、予算などを考慮して最適な選択をすることが重要です。

以下に、通信講座と予備校のメリット・デメリットを比較し、どのような方にそれぞれが向いているかを解説します。

項目通信講座予備校(通学)
学習スタイル時間や場所に縛られず、自分のペースで学習できる決められた日時に校舎へ通い、決まったカリキュラムで学習する
費用比較的安い(20万円~60万円程度が目安)高額(50万円~80万円程度が目安)
モチベーション維持強い自己管理能力が必要。孤独を感じやすい講師や仲間がいるため、維持しやすい
質問のしやすさメールや質問票など。回答に時間がかかる場合がある講義の前後や休憩時間に講師へ直接質問できる
学習ペース自分で計画・管理する必要があるカリキュラムに沿って進むため、ペースメーカーになる
学習環境自宅やカフェ、図書館など自分で確保する必要がある自習室が完備されていることが多い
通信講座と予備校(通学)の比較

通信講座を選ぶメリット・デメリット

メリット

通信講座の最大の魅力は、学習の自由度の高さです。仕事や家庭の都合に合わせて、自分のペースで学習を進められます。深夜や早朝でも、録画された講義を視聴できるため、忙しい社会人の方には特に適しています

また、理解が不十分な箇所は何度でも繰り返し視聴でき、じっくりと知識を定着させることができます。

費用面でも予備校より安価に設定されている場合が多く、経済的な負担を軽減できます。移動時間が不要で、通勤時間や休憩時間などのスキマ時間も有効活用できるのも大きなメリットです。

現在の通信講座は、オンライン上で質問対応や添削サービスも充実しており、独学に近い不安を解消する仕組みが整っています。

デメリット

通信講座の課題は、学習ペースの管理が個人に委ねられることです。強い意志力がないと、ついつい後回しにしてしまい、学習が滞ってしまうリスクがあります。

また、疑問点が生じた際に、すぐに質問できる環境が限られているため、理解が曖昧なまま先に進んでしまう可能性があります。

同じ目標を持つ仲間との交流機会が少ないため、モチベーションの維持が困難になることがあります。特に長期間の学習が必要な司法書士試験では、孤独感が学習継続の妨げになる場合があります。

加えて、最新の法改正情報や試験傾向の変化について、リアルタイムで情報を得にくいという側面もあります。

予備校のメリット・デメリット

メリット

予備校の最大の強みは、体系的で計画的な学習環境が整っていることです。経験豊富な講師による生講義では、複雑な法律概念も分かりやすく解説され、その場で質問できるため、理解が深まりやすくなります。

また、定期的な模擬試験や答練により、自分の実力を客観的に把握でき、効果的な学習方針の修正が可能です。

同じ目標を持つ受験生同士の交流により、良い刺激を受けながら学習を継続できます。情報交換や励まし合いにより、長期間のモチベーション維持がしやすくなります。

さらに、講師や事務局スタッフによるサポート体制が充実しており、学習の悩みや不安を相談できる環境が整っています。最新の試験情報や法改正についても、タイムリーに情報提供を受けられるのも大きなメリットです。

デメリット

予備校の最大の課題は、費用が高額になることです。授業料だけでなく、教材費や模擬試験費用なども含めると、かなりの出費となります。また、決められた時間割に合わせて通学する必要があるため、仕事や家庭の都合で参加できない場合があります。

授業のペースが全体に合わせて設定されているため、個人の理解度に関わらず進行してしまうことがあります。理解が不十分な箇所があっても、授業は先に進んでしまうため、取り残される不安を感じる方もいらっしゃいます。

さらに、通学時間も考慮する必要があり、特に遠方にお住まいの方には負担となる場合があります。

【状況別】予備校か通信講座かの最適な選択

社会人で時間に制約がある場合

不規則な勤務時間や出張が多い社会人の方には、通信講座が適しています。自分のペースで学習でき、時間と場所を選ばない柔軟性が最大の利点です。ただし、強い意志力と計画性が必要となります。学習スケジュールをしっかりと立て、定期的な進捗確認を行うことが成功の鍵となります。

週末や夜間に予備校の授業に参加できる方は、通信講座をメインにしながら、重要な単元や苦手分野だけ予備校の単科講座を併用するハイブリッド型も効果的です。このような学習スタイルにより、通信講座の自由度と予備校の充実したサポートの両方を享受できます。

サービス名価格帯特徴学習スタイル
スタディング49,500円〜スキマ時間学習特化完全オンライン
アガルート148,000円〜合格実績重視オンライン中心

スタディングは、業界最低水準の価格でありながら、スキマ時間学習に特化した設計が魅力的です。スマートフォンがあれば、通勤時間や休憩時間を有効活用できます。動画講義は細かく分割されており、15分程度の短時間でも効率的に学習できる仕組みになっています。忙しい社会人にとって、この柔軟性は大きなメリットといえるでしょう。

アガルートは圧倒的な合格実績を誇り、オンライン学習でありながら手厚いサポートを提供します。講師への質問回数が無制限で、働きながら学習する際の不安を解消できます。また、合格特典として全額返金制度があり、モチベーション維持にも効果的です。

学習経験が浅い初学者の場合

法律の学習経験が浅い初学者の方には、予備校での学習をお勧めします。基礎的な法律知識から体系的に学べ、経験豊富な講師による丁寧な指導を受けられるためです。疑問点をその場で解決でき、正しい理解のもとで学習を進められます。

また、同じ初学者同士の交流により、学習に対する不安を共有し、励まし合いながら継続できます。予備校では、初学者向けの基礎講座から始まり、段階的にレベルアップしていくカリキュラムが組まれているため、無理なく実力を向上させることができるのです。

サービス名価格帯特徴サポート充実度
伊藤塾499,000 円〜
※2026年合格目標 司法書士入門講座 スタンダードコース 
最高峰の実績★★★★★
アガルート239,800円〜高い合格率★★★★★
LEC東京リーガルマインド349,000円〜老舗の安心感★★★★☆

伊藤塾は司法書士試験対策において他社を圧倒する合格実績を持つ最高峰の予備校です。47万円という高価格設定ですが、その分、講師陣の質と指導内容は群を抜いています。初学者でも理解しやすい丁寧な解説と、個別フォローアップにより、着実に実力を向上させることができます。合格までの道のりが不安な初学者には、この安心感は価格に見合う価値があります。

アガルートは圧倒的な合格率を誇り、初学者向けのサポートが充実しています。講師への質問回数無制限、定期カウンセリング、合格特典など、学習を継続するための仕組みが整っています。また、フルカラーテキストで視覚的に理解しやすく、法律初学者でも無理なく学習を進められます。

LEC東京リーガルマインドは長い歴史と実績を持つ老舗予備校として、初学者向けの基礎講座が充実しています。段階的なカリキュラムにより、無理なく実力を向上させることができます。また、全国に校舎があるため、通学とオンラインを組み合わせた学習も可能です。

費用を抑えたい場合

経済的な負担を軽減したい方には、通信講座が最適です。予備校の半額程度の費用で質の高い講義を受けられ、教材も充実しています。ただし、費用の安さだけで選択せず、サポート体制や合格実績も十分に検討することが重要です。

費用を抑えつつも効果的な学習を行いたい場合は、通信講座をメインにしながら、模擬試験や答練のみ予備校を利用する方法も考えられます。このような使い分けにより、必要な部分にだけ投資し、効率的に学習を進めることができます。

サービス名価格帯特徴コスパ評価
スタディング89,100円〜最低価格帯★★★★★
クレアール169,000円〜非常識合格法★★★★☆
資格スクエア165,000円〜効率重視★★★★☆

スタディングは圧倒的な低価格が最大の魅力です。89,100円から受講できる司法書士講座は、他社の半額以下の価格設定となっています。低価格でありながら、必要な機能は十分に揃っており、費用対効果は抜群です。スマート問題集や過去問セレクトなど、効率的な学習をサポートする機能も充実しています。

クレアールは「非常識合格法」という独自の学習理論により、必要最小限の学習で合格を目指します。無駄を省いた効率的なカリキュラムにより、時間的にも経済的にも負担を軽減できます。また、万が一不合格でも安心保証制度があり、追加費用なしで翌年も受講できる点も魅力的です。

講座名特徴
アガルート圧倒的合格実績(合格率21.9%、全国平均の約4倍)。低価格で充実サポート・合理化された教材。全額返金保証・お祝い金制度等もありコスパ抜群 。
スタディング業界最低水準の安価(5〜12万円)でオンライン完結。AI・スマホ活用で効率学習、合格者多数。忙しい社会人・コスト重視に最適 。
伊藤塾合格者の約59%が受講生という圧倒的実績。47万円超と高額だが、手厚いサポート・講師陣・合格実績で本気の受験者向け 。
LEC東京リーガルマインド司法書士指導歴37年超の老舗、一発合格者も多い。教材充実、サポート体制も万全だが費用は高め(約48万円~) 。
Wセミナー(資格の学校TAC)実務重視・上位合格者を多数輩出。
講師陣に定評、Web・音声DLサポート等あり。価格高め(約45~50万円) 。
クレアール独自「非常識合格法」と時短学習が特徴。56年の受験指導実績、手厚い合格サポート&お祝い金。価格は比較的お手頃 。

既に法律知識がある場合

行政書士や宅建士などの資格をお持ちの方や、法学部出身の方は、通信講座でも十分に対応可能です。基礎的な法律知識があるため、自学自習でも効率的に学習を進められます。特に、司法書士試験特有の実務知識に重点を置いた学習が可能です。

ただし、記述式対策については、添削指導が充実した講座を選択することが重要です。択一式の知識があっても、記述式で適切に答案を作成する技術は別途習得する必要があるためです。このような方は、記述式対策に特化した予備校の単科講座を併用することも効果的な学習戦略といえるでしょう。

サービス名価格帯特徴専門性重視度
資格スクエア165,000円〜看板講師の質★★★★★
Wセミナー(TAC)298,000円〜実務重視★★★★☆
アガルート239,800円〜効率的学習★★★★☆

Wセミナー(TAC)は実務に直結した内容を重視しており、既存の法律知識を実務レベルまで押し上げる指導力に定評があります。登記実務を中心とした実践的なカリキュラムにより、試験合格後の実務にも直結する知識を習得できます。また、豊富な演習問題と詳細な解説により、理論と実務の架け橋となる学習が可能です。

アガルートは圧倒的な合格実績を背景に、効率的な学習システムを提供します。既存の法律知識がある方向けに、重複する基礎部分をスキップし、司法書士試験特有の論点に集中できるカリキュラムが用意されています。また、無制限質問サポートにより、高度な疑問にも迅速に対応してもらえる点は、知識レベルの高い受験生にとって大きなメリットといえるでしょう。

司法書士試験・予備校に関するよくある質問

働きながらでも司法書士試験に合格できますか?

はい、十分に可能です。実際に、司法書士試験合格者の多くは社会人経験者です。 平日の夜や早朝、週末の時間を有効活用し、計画的に学習を進めることが鍵となります。 仕事との両立は大変ですが、経済的な安定や社会人経験が実務で活きるというメリットもあります。 通信講座などを利用し、スキマ時間を活用して効率的に学習する方が多いです。

法学部出身でなくても不利になりませんか?

全く不利にはなりません。司法書士試験の合格者に占める法学部以外の出身者の割合は高く、ハンデはないと言えます。 法律の学習経験がない方でも、予備校や通信講座の初学者向けコースを利用すれば、基礎から体系的に学ぶことができます。重要なのは出身学部ではなく、合格に向けた正しい努力を継続できるかです。

合格までにかかる平均的な年数はどれくらいですか?

合格までにかかる年数は個人差が大きいですが、一般的には2年~4年程度で合格する人が多いと言われています。 1回の受験で合格する人もいれば、数年かけて合格を掴む人もいます。 1日に確保できる勉強時間や学習の効率性によって期間は大きく変動するため、ご自身のライフスタイルに合わせた無理のない学習計画を立てることが重要です。

独学で合格するのは難しいのでしょうか?

不可能ではありませんが、極めて難しいのが現実です。合格率が約5%という難関試験であり、11科目という膨大な試験範囲を一人で管理し、法改正にも対応し続ける必要があるためです。 実際に合格者の多くは予備校や通信講座を利用しており、独学での合格者はごく少数です。 費用を抑えられるメリットはありますが、挫折しやすく、結果的に時間がかかってしまう可能性が高いです。

予備校や通信講座の費用はどのくらいですか?

初学者向けのコースで、通信講座の場合は10万円~30万円程度、通学も可能な大手予備校の場合は40万円~70万円程度が目安です。 講座内容やサポート体制によって価格は大きく異なります。オンラインに特化した講座は比較的安価な傾向にあります。 多くの予備校では割引キャンペーンや合格者返金制度なども用意されています。

自分に合った予備校や通信講座の選び方を教えてください。

まずは、講義の分かりやすさ、教材の質、サポート体制、そして合格実績を比較検討することが重要です。 多くの予備校が無料の体験講義や資料請求を提供しているので、実際に試してみて講師との相性を確認しましょう。また、自分のライフスタイル(通学か通信か)や予算に合わせて、無理なく続けられる講座を選ぶことが合格への近道です。

択一式と記述式の勉強法の違いは何ですか?

択一式は、正確な知識をインプットし、過去問演習を繰り返すことで正誤判断のスピードと精度を上げることが中心です。 一方、記述式は、択一式で得た知識を前提として、申請書のひな形を確実に暗記し、複雑な事案を正確に読み解き、時間内に答案を作成する実践的な訓練が求められます。 択一式の学習が記述式の土台となりますが、記述式特有の対策は別途必要です。

どの科目から勉強を始めるのが効率的ですか?

多くの予備校のカリキュラムや合格者が推奨しているのは、全ての法律の基礎となる「民法」から始める方法です。 民法を理解することで、不動産登記法や商法など他の科目の学習がスムーズに進みます。その後は、関連性の高い「不動産登記法」、そして「商法・会社法」と「商業登記法」をセットで学習していくのが効率的とされています。

司法書士試験の合格率はどのくらいですか?

司法書士試験の合格率は、例年約4~5%で推移しており、非常に難易度の高い国家資格として知られています。 受験資格に制限がないため誰でも受験できますが、合格するためには相応の学習時間と努力が必要です。合格基準点は毎年変動する相対評価の試験であり、他の受験生との競争に勝つ必要があります。

司法書士資格の将来性やキャリアについて教えてください。

司法書士の将来性は高いと言えます。AIによる代替が懸念される業務もありますが、複雑な権利関係の整理やコンサルティング業務は人にしかできません。 特に高齢化社会の進展に伴い、相続登記の義務化や成年後見、家族信託などの分野で需要が拡大しています。 独立開業だけでなく、企業内司法書士など多様なキャリアパスも広がっています。

まとめ

司法書士講座を選ぶには、合格実績や価格、教材の質など複数の項目で比較が必要です。各社学習スタイルもさまざまなので、自分がどのように学習を進めたいのかをイメージしたうえで比較してみるとよいでしょう。

自分にあった講座を選び、ぜひ合格を勝ち取ってください。

講座名特徴
アガルート圧倒的合格実績(合格率21.9%、全国平均の約4倍)。低価格で充実サポート・合理化された教材。全額返金保証・お祝い金制度等もありコスパ抜群 。
スタディング業界最低水準の安価(5〜12万円)でオンライン完結。AI・スマホ活用で効率学習、合格者多数。忙しい社会人・コスト重視に最適 。
伊藤塾合格者の約59%が受講生という圧倒的実績。47万円超と高額だが、手厚いサポート・講師陣・合格実績で本気の受験者向け 。
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講師陣に定評、Web・音声DLサポート等あり。価格高め(約45~50万円) 。
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