当サイトの広告ガイドラインについて
当サイトで掲載しているコラムでは、消費者庁の定める『不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)』を遵守し、『景品類等の指定の告示の運用基準』『一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示』のガイドラインに基づき、プロモーション広告を掲載しています。本記事では、消費者庁のアフィリエイト広告等に関する検討会報告書のガイドラインに沿った形式で広告であることを明記しています。
※当サイトはマイナビ・パーソル・リクルート等各社のプロモーションをご紹介しております。
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経理は企業運営に必要不可欠な部署であるため、比較的採用枠が多いです。また、経理に特化した転職サイトも存在するため、未経験でも経理に転職できます。
しかし、「どの転職サイトを利用するべき?」「経理経験がなくても転職できるの?」などの疑問をお持ちの方も多いでしょう。そこで今回は、ジャンルや段階ごとにおすすめの転職サイトを紹介します。
ちなみに、
という不安もよくありますが、もちろん登録可能です。
しかし、経理に特化したスキル・経験がないため、最初から管理職につくことは難しいのは事実です。データ入力や入出金管理などの業務からスタートし、経験を積むことでステップアップ可能です。ただし、経理職でキャリアアップするには、経験以外にも「日商簿記検定」や「公認会計士」など、経理に特化した資格の取得が求められます。
後半では未経験から経理職への転職を考えている方向けの内容も用意いたしましたので、ぜひ参考にしてください。
経理転職に強い転職サイト・エージェントを10社ご紹介します。
BEET-AGENTは、経理・財務に特化した転職エージェントです。大手からベンチャー企業の経理職まで、幅広い求人を取り扱っています。
BEET-AGENTのおすすめポイントは
経理職に特化した専任のキャリアアドバイザーに無料で相談できることに加え、面接対策、職歴書の添削など、求職者1人ひとりに向き合った転職支援に強み。
大手エージェントのように求人数自体はさほど多くないですが、非公開求人も数多く取り扱っているため、良質な求人に出会って手堅いサポートを受けながら転職活動をしたい人におすすめです。
公式サイト:https://beet-agent.com/
MS-Japanのおすすめポイント
MS-Japanは、経理や人事などの管理部門求人を中心に取り扱っている転職サイトです。2021年11月現在で26,000名以上のサポート実績があり、転職決定率や相談率No.1が特徴です。
求人検索時は「希望の企業管理部門」や「保有資格」で探せるため、自身のスキルに最適な求人と出会えます。また、転職エージェントとしてサポートを提供しており、管理部門に特化したキャリアアドバイザーがマッチングを助けてくれます。
そのため、転職サイト・エージェント両方を利用して転職活動を実施したい方には最適です。
公式サイト:https://www.jmsc.co.jp/
ジャスネットキャリアのおすすめポイント
ジャスネットキャリアは、5,000社以上の企業と取引実績のある転職エージェントです。職種検索機能が豊富で、「職種」「保有資格」「地域」に合わせて経理職を探せます。
また、登録するだけで経理職に役立つメルマガや約200以上の動画を無料で視聴可能です。求人応募時はキャリアアドバイザーが企業に合わせて選考対策を実施するため、希望企業に自身の何をPRすべきなのか把握でき、転職成功率アップが期待できます。
公式サイト:https://career.jusnet.co.jp/
経理人材に特化した転職エージェントです。経理専門のエージェントとして15年以上の実績があり、保有求人の90%以上が経理実務経験者向けの案件とあって高い専門性があります。
一般的に経理に強い転職エージェントでは公認会計士や税理士などの有資格者向けの案件が多いですが、経理エージェントでは資格ではなく経理の実務経験者を求める企業を中心に扱っています。
公式サイト:https://keiri-agent.com/
管理部門特化型の転職サイトです。企業に直接応募する求人とキャリアアドバイザーのサポートを受けて応募する求人があるので、転職活動の選択肢が増え、スピーディーな転職を実現できます。アンケートに回答するだけで自分のスキルを可視化でき、現在の市場価値を判断できる診断サービスもあります。
公式サイト:https://synca.net/
士業・管理部門特化型の転職エージェントです。スピード内定が売りのエージェントなので、できるだけ早期に転職を決めたい方に向いています。
Huproでは求職者の魅力を最大限にアピールできるレジュメの作成をサポートしているため、書類通過率が高まります。求人企業を熟知していたうえで面接対策を実施するため面接の通過率も高いのが特徴です。
公式サイト:https://hupro-job.com/
経理・財務専門の転職サイトです。常に鮮度の高い情報を探せるため、どんな求人があるのか知りたい方は利用してみましょう。人材業界で20年以上の実績があるワークポートが提供するサービスなので、転職サポートを希望する場合はワークポートのアドバイザーからサポートを受けられます。
公式サイト:https://keiri-navi.workport.co.jp/
JACリクルートメントが運営する経理・財務特化型の転職サイトです。今すぐに転職したい場合は転職サポートを申し込む、じっくり転職したい場合はコンサルタントの相談を受けるという形で両方の希望に対応しているため、自分の希望に合ったペースで転職活動を進められます。特にミドル層やマネジメントポジションの求人を豊富に扱っています。
公式サイト:http://www.finance-jac.com/
アカナビのおすすめポイント
アカナビは、経理職や会計事務・税理士などに特化した求人のみを取り扱っている転職サイトです。希望職種を選択した後は、来客対応の有無や国際税務など、細かく業務条件の選定ができます。
また、雇用形態は正社員からパートまで選択できるため、ライフスタイルや目的に合わせて選択可能です。正社員としてキャリアを積みたい方や、短期間だけパートとして働きたい方など、希望に合わせてピンポイントで経理職を探せます。
公式サイト:https://kaikeizeimu.jp/
人材ドラフトのおすすめポイント
人材ドラフトは、全国に1,200件以上経理関連の求人を取り扱っている転職サイトです。会計事務所や税理士事務所など、経理職が求められる職種に応募できます。求人によっては「第二新卒」や「新卒」など、若手向けの経理職もあります。
また、人材ドラフトには「ドラフト指名」と呼ばれるシステムがあり、企業から求職者に経理関連のオファーメールが届きます。自身にマッチした企業からドラフト指名が届いた場合、時間と手間を減らして転職活動可能です。
さらに、エージェントサービスも存在するため、転職サイトを利用しつつ、キャリアアドバイザーに相談しながら希望の企業を探せます。気になる企業があれば、キャリアアドバイザーに依頼して職場の雰囲気を確認してもらえます。
そのため、比較的転職失敗のリスクを抑えて、転職活動を成功させることが可能です。
公式サイト:https://www.jinzai-draft.com/
近年、公認会計士が事業会社の経理で活躍するケースが目立っています。会計士としての知見を活かせるうえに監査法人よりもワークライフバランスを取りやすく、人気が高いキャリアです。ただし専門職である公認会計士の転職は、公認会計士のキャリアや業務内容に精通した転職エージェントを利用することをおすすめします。
公認会計士とUSCPA、試験合格者に特化した転職エージェントです。求職者と求人企業の両方を同じ人が担当する両手型のサポートなので、ミスマッチの少ない転職を実現できます。多数の応募者が想定される質の高い事業会社の求人を保有しているため、公認会計士が事業会社の経理に転職したい場合に向いています。丁寧なキャリアカウンセリングをもとに最適な求人を紹介してもらえます。
公式サイト:https://hi-standard.pro/cpa/
マイナビ会計士のおすすめポイント
マイナビ会計士は、マイナビエージェントが運営する経理職に特化した転職エージェントです。全国800件以上に経理職関連の求人を保有しており、業界大手の転職に特化したノウハウでサポートしてもらえます。
また、公認会計士・試験合格者を対象とした転職支援を実施しており、経理職に精通しているキャリアアドバイザーに相談可能です。定期的に開催しているセミナー・相談会では、無料で近年の経理転職に関する状況や傾向を質問できます。そのため、経理職未経験でも安心して転職活動ができます。
公認会計士と税理士、経理の転職に強い転職エージェントです。REXアドバイザーズがもっとも得意とするのはマネージャーや将来の幹部候補などハイポジションの人材に対するサポートです。そのため事業会社で管理職や経営幹部を目指す会計士に向いています。
※参考:REXアドバイザーズ
公式サイト:https://synca.net/
WARC AGENTは管理部門に特化した転職サイト『SYNCA』やハイクラス向け転職サービス『WARCエージェント』を展開する企業です。公認会計士・監査法人経験者を中心に、『CFO』『ベンチャー役員』への転職を支援。面談・面接の際には、必要があればエージェントのサポートも受けられます。
ハイクラスむけのためある程度自走できる方をターゲットにしているため、転職に不安がある、丁寧なサポートを受けたいという方は、他の転職エージェントとの併用利用も検討しましょう。
公式サイト:https://synca.net/
経理人材の中でも、マネジメントポジションやスペシャリストなど、ハイクラス人材に適した転職エージェント・転職サイトを紹介します。
ビズリーチのおすすめポイント
ビズリーチは、年収600以上の好条件・ハイクラス向け求人を多数保有する転職エージェントです。ヘッドハンティングを通じて転職を実施する場合、経理職の中でもキャリアのショートカットが可能です。
また、ヘッドハンターは自身で選択できるため、希望に合わせて変更できます。2021年11月時点でビズリーチのヘッドハンターは約5,000人在籍しています。実績をもとにS〜Dまで5段階にランクが分けられており、経歴・得意な職種を確認した上でヘッドハンターの選択が可能です。
信頼できるヘッドハンターを見つけられれば、アドバイザーとして、経理転職をサポートしてもらえます。好条件案件の紹介だけではなく、キャリアの見直しや客観的に市場価値を確認してもらい、転職成功率を高められます。
公式サイト:https://www.bizreach.jp/
KOTORAは金融業界に強みをもつハイクラス人材向け転職エージェントです。銀行や投資会社、保険会社などの金融業界で経理として転職したい方に適しています。市場の最新動向や個別企業の状況に詳しいため、求職者のスキルや希望にマッチした求人を紹介してもらえるはずです。
公式サイト:https://www.kotora.jp/
リクルートが運営する、ハイクラス人材向けの転職スカウトサービスです。登録後はスカウトを待つだけで高年収の求人やハイポジションの求人との接点をもつことができます。年収800万~2,000万円の求人が中心なので、年収にこだわりがある経理人材におすすめです。
公式サイト:https://directscout.recruit.co.jp/
doda Xはハイクラス人材特化型の転職サービスです。企業からのスカウトを待つだけでなく自ら求人に応募することもできるので、活動の選択肢が広がり、転職成功の確率とスピードが上がります。ハイクラス人材の転職では現職との兼ね合いで時間が制限されることも多いので、効率的に転職活動を進めたい方におすすめです。
※参考:doda X
若手ハイキャリアに特化したスカウト型転職サイトです。一般企業以外にも中央省庁やスポーツ団体、成長著しいベンチャー企業など若手人材の目を引く多彩な求人を扱っています。企業の中核を担う人材を目指す方や、将来の幹部候補を目指す方は利用を検討しましょう。
※参考:AMBI
英語力を活かしたい方やグローバルな環境で働きたい方には外資系企業がマッチする可能性があります。外資系企業への転職では英文レジュメの作成など独自の準備や対策が必要となるため、外資系企業に強いエージェントを選びましょう。
外資系やグローバル企業に強みをもつ転職エージェントです。中でもミドル層や管理職・スペシャリストの転職支援を得意としており、求職者から高い評価を受けています。そのため経理管理職経験があり、外資系企業への転職を目指す方に向いています。
公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
ランスタッドは世界最大級の転職エージェントです。グローバルネットワークが豊富なので外資系企業への転職に強く、ランスタッドだけの独占求人も多く保有しています。特にミドル層の転職支援に実績があり、30代や40代で大幅に年収アップを実現した事例もあります。
※参考:ランスタッド
外資系企業の求人に特化した転職サービスです。外資系企業やグローバル企業の求人を検索し、自ら応募することができます。登録すると新着求人の通知や気になる求人の保存といった便利機能を無料で利用できるため活用しましょう。
※参考:マイケル・ペイジ
外資系、日系グローバル企業の転職に強い転職エージェントです。世界31カ国の主要都市にオフィスを構えるグローバルエージェントですが、日本においても東京と大阪を中心に20年以上の実績があります。特にバイリンガルやスペシャリストの転職支援で実績を築いてきたので、高い英語力を活かしたい経営人材におすすめです。
※参考:ロバート・ウォルターズ
英語力を活かしたハイクラス転職を実現できる転職エージェントです。エンワールドでは「入社後活躍」にこだわっているため、求職者のスキルや経験を考慮し、本当に活躍できる企業を紹介しています。30代・40代のミドル層に対する支援実績が豊富なので、経理経験が豊富なミドル人材におすすめです。
公式サイト:https://enworlddigital.com/
経理に限らずほかの管理部門系職種を含めて幅広く探したい方や、業界を限定していない方などは「総合型」と呼ばれるエージェントの利用を検討しましょう。さまざまな業界・業種の求人を扱っているため選択肢の幅を広げられます。
dodaのおすすめポイント
dodaは、約100,000件以上の求人を取り扱う転職サイト・エージェントです。大手から中小・ベンチャー企業まで、様々な規模の求人を取り扱っているため、自身の目的に合わせた転職活動が可能です。
また、エージェントサービスでは、職務経歴書の書き方や面接対策などサポートしてもらえます。経理職専用のテンプレートも用意されており、自動挿入のサンプルを参考に職務経歴書を簡単に作成可能です。
そのため、転職活動中は書類作成に手を取られることなく、面接対応や企業分析などに時間を活用できます。
公式サイト:https://doda.jp/
丁寧なキャリアカウンセリングとサポートを強みとする総合型の転職エージェントです。マイナビエージェントは若手人材に強いため20代~30代前半の経理人材におすすめです。各業界に精通した専任のアドバイザーと企業担当アドバイザーが協力し、転職をサポートしてくれます。
※参考:マイナビエージェント
転職アドバイスで高い評価を得ている総合型の転職エージェントです。25年以上にもわたり人材業界で実績を積んできたエージェントなので転職ノウハウが豊富で、求人票には載っていない詳細情報も提供してもらえます。さまざまな業界を扱っていますが、特にIT業界に強いので、IT業界の企業で働きたい経理人材におすすめです。
※参考:type転職エージェント
リクナビNEXTのおすすめポイント
リクナビNEXTは、リクルートが運営する業界最大級の転職サイトです。約49,000件の求人を取り扱っており、経理だけではなく様々な業種に応募可能です。大手だけではなく、中小企業やベンチャー企業にも応募できるため、幅広い選択肢が存在します。
また、企業から直接オファーを受け取れるサービスもあるため、登録情報に適した企業から連絡が来ることがあります。中でも「プライベートオファー」は、希望すれば書類選考なしで、企業担当者と面談や面接が可能です。
気になる企業からプライベートオファーを獲得できれば、すぐに転職活動を成功させられます。
公式サイト:https://next.rikunabi.com/
エルキャリのおすすめポイント
エルキャリは、IPO準備企業や上場を目指す成長企業の経理求人を多数保有する転職サイトです。経理としての単純業務ではなく、様々な経験を積める企業を中心に取り扱っています。
また、転職エージェントサービスでは、経理経験が豊富なコンサルタントが、勤務経験を活かしたサポートを実施します。中には自身で企業しているコンサルタントもいるため、経営者目線の相談が可能です。
公式サイト:https://el-career.com/
続いては、転職サイトと転職エージェントの違いについて解説します。それぞれの違いを把握することで、自身にとって最適な活用方法が見つけられます。
転職サイトとは、Webサイト上に掲載されている求人を探し、自身で直接応募する方法です。掲載求人の業種・勤務内容、給与などの情報を確認した上で応募するため、自身のペースで転職活動ができます。
また、上記で紹介している通り、経理職に特化した転職サイトもあり、専門サイトを利用することでスムーズに転職活動可能です。ただし、求人の検索から応募・履歴書の送付まで、全て自身で対応が必要です。
そのため、日中仕事をしている方や初めて転職活動を行う場合は「好みの求人が見つからない」「本当にこの履歴書の書き方で合っているかわからない」といった不安が出てくるでしょう。この場合、様々な転職サポートが受けられる転職エージェントとの併用が得策です。
転職エージェントとは、求職者に対してキャリアアドバイザーが付き、転職活動をサポートしてくれるサービスです。希望職種の求人推薦やキャリアに関する相談ができるため、初めて転職活動を実施する場合でも安心です。
また、未経験で経理職へ転職を考えている場合は、本記事で紹介した「マイナビ会計士」がおすすめです。日本全国に経理関連の求人を保有しており、業界に精通したキャリアアドバイザーが転職活動をサポートしてくれます。
キャリアアドバイザーにて職務経歴書の書き方から面接対応まで対応しており、サポートが手厚い点も特徴です。経理未経験で転職活動を実施する際は、マイナビ会計士のようにサポートが手厚い転職エージェントを登録した上で、転職サイトを利用すると良いでしょう。
そもそも転職活動で転職エージェントを使うべきか迷っている方もいるかもしれません。その場合、転職エージェントを使うメリットとデメリットを整理してみるのが有効です。エージェントを使う主なメリットは以下のとおりです。
メリットのひとつは、キャリアプランの相談に乗ってもらえることです。経理としてのキャリアの方向性や将来性について不安に感じたときに、転職エージェントは経理の市場動向や求人情報をもとに、求職者に合ったキャリアプランを提案してくれます。また、キャリアカウンセリングを通じて求職者の強みや弱みを客観的に分析し、スキルアップやキャリアチェンジの方法をアドバイスしてくれることもあります。
転職エージェントを使うことで、インターネットや求人誌などには掲載されない非公開求人の紹介を受けることができます。非公開求人は市場に出回らないため、応募者数が少なく、競争率が低い点がメリットです。また、企業側も優秀な人材を確保したいという強い意志があるため、待遇面やキャリアアップの面でも有利になる可能性があります。
求職者側からすると、応募する前に知りたいことが多数あります。たとえば実際の残業時間や休日出勤の有無、社風や上司の人柄といった情報です。しかし求人票や企業HPなどからでは限られた情報しか得られません。
転職エージェントを使うと求人票や企業HPなどには載っていない詳細情報を提供してもらえます。転職エージェントは企業の採用担当者と直接やり取りしており、実際に足を運んで得た生の情報も保有しています。これらの情報を事前に提供してもらうことで自分に合った企業を見つけやすくなります。
転職活動は履歴書や職務経歴書の作成、面接の日程調整、条件交渉など多くの手間がかかります。しかし、転職エージェントに依頼すれば、これらの作業をプロのコンサルタントがサポートしたり代わりに行ってくれたりします。これにより、転職活動にかかる時間や労力を大幅に削減でき、転職活動をよりスムーズかつ効率的に進めることができます。
転職エージェントは求職者の経歴やスキルを最大限にアピールできるように、履歴書や職務経歴書の添削を行ってくれます。面接では、企業の求める人物像や質問内容に合わせて、具体的な回答例やアドバイスを提供してくれます。これらのサポートにより、求職者は自信を持って面接に臨むことができ、選考通過率が高まるでしょう。
転職活動全体を通じてさまざまなサポートを受けられる転職エージェントですが、人によってはデメリットになってしまうことがあります。
転職エージェントは求職者のスキルや希望条件を把握して適切な求人を紹介してくれますが、そのためには定期的なコミュニケーションが必要になります。エージェントとのやり取りは電話やメール、面談などさまざまな形で行われますが、いずれも時間や手間がかかります。また、エージェントとの関係がうまくいかない場合は、ストレスや不信感を感じる可能性もあります。
転職エージェントは複数の求職者と同時にやりとりしているため、自分のペースに合わせて対応してくれるとは限りません。連絡を欲しい時間帯には連絡がなく、忙しくて対応が難しい時間帯に連絡がくるといったこともあるでしょう。また、じっくり検討してから応募するかを決めたいのに、担当者によっては早く決断を迫ることもあります。転職活動をマイペースに進められないことでストレスや不安が増す可能性があるでしょう。
転職エージェントを使った場合、応募できるのは紹介された求人のみです。たとえば自分のスキルや経験では通常は応募できないレベルの求人にチャレンジしたい場合、自己応募であれば応募するのは自由ですが、エージェント経由で応募するのは難しくなります。
これはエージェントが求職者にマッチする求人、つまり、ある程度採用可能性が高い求人を紹介しているためです。しかし、自分のアピールに自信がある方などは、物足りない印象を受けるかもしれません。
転職エージェントを使うと、希望と異なる求人を勧められる場合があります。これは、転職エージェントが自社の契約企業の求人を優先的に紹介するためです。通常、転職エージェントを利用する際に求職者側に料金はかからず、エージェントは契約企業から成功報酬を受け取るというビジネスモデルです。
そのため求職者よりも契約企業の希望が優先されてしまうケースが少なくありません。また、エージェントと求職者の意思疎通がうまくいっていない場合、エージェントが適切な求人を見つけることが難しい場合もあります。
上記のようなデメリットから、転職エージェントには向かない方もいるはずです。その場合は転職サイトを使って転職活動を進めるのも方法です。
転職サイトではエージェントとのやり取りはなく、自分で求人を探して自己応募できるため、マイペースに活動を進められます。またエージェントからの紹介は受けられない求人に応募することも可能です。
数ある転職エージェントの中で、どのようなエージェントを選べばよいのでしょうか。選び方のポイントを解説します。
まずチェックするべきは経理求人の数と質です。経理求人は安定してありますが、自分のスキルやキャリアに合ったものは限られています。
そこで、転職エージェントのサービスやネットワークを活用して自分にぴったりの求人を見つけることが重要です。ポイントは求人の質を見極めることです。多数の求人情報が欲しい人は求人の数が多いエージェントを選ぶ方法がありますが、数が多いだけで質がよくなければ意味がありません。
給与や条件面だけでなく業務内容や転職後のキャリアパスなども判断し、求人の質を見極めましょう。
経理の仕事は専門性が高いため、経理の転職事情や業務内容に対する理解が深いエージェントを選ぶことが大切です。理解度を判断するには、経理に特化した求人情報やノウハウを持っているかどうか、求職者のスキルや経験を適正に評価してくれるかどうかといった点をチェックしましょう。
これらのポイントを満たすエージェントは経理の転職市場に精通しており、自分に合った求人を紹介してくれる可能性が高いです。また、経理の仕事に対するモチベーションや志向性を把握し、適切なアドバイスやサポートをしてくれるでしょう。
サポート体制の充実度も重要なポイントです。エージェントでは面接の日程調整や書類添削、面接対策などさまざまなサポートがありますが、エージェントによってどのサポートどのくらい受けられるのかは異なります。
たとえば面接対策はあまりやっていないといったエージェントもあるので、面接に不安がある方は面接対策をしっかり実施してくれるエージェントを選ぶべきです。
サポート体制の充実度を判断するには、エージェントとの面談やコミュニケーションを通じて確認しましょう。
営業時間もチェックするべきポイントです。エージェントの中には平日の朝から夕方までしか連絡が取れないエージェントもいます。平日の日中に問題なくやり取りできる方であればよいのですが、平日の日中は仕事でエージェントとのやり取りが難しい方もいるはずです。その場合、平日の夜間や週末にも対応可能なエージェントを利用する必要があります。
経理のスキルや経験は業界や企業によって求められるレベルが異なるため、転職するときには自分に合った企業を見つけることが難しい場合があります。
そこで、転職エージェントを選ぶときのポイントのひとつとして経理を求める企業とのパイプがあるかどうかをチェックしましょう。経理を求める多くの企業とのパイプがあるエージェントであれば、人材ニーズや採用動向を詳細に把握しています。求職者のスキルやキャリアプランに応じて最適な企業を紹介してくれる可能性が高いでしょう。
ここからは転職エージェントの活用法を解説します。前章で紹介した選び方のポイントに加え、以下の点を意識することでエージェントの利用効果を最大化できます。
転職エージェントは最初からひとつに絞る必要はありません。複数の転職エージェントに登録しましょう。複数の転職エージェントに登録することで求人情報の幅が広がります。
ひとつの転職エージェントでは紹介できない非公開求人や独占求人にもアクセスできる可能性が高まります。また、複数の転職エージェントからアドバイスやフィードバックをもらうことで、自分の市場価値や交渉力を正しく評価できます。
さらに自分に合った転職エージェントを見つけやすくなります。複数の転職エージェントとやり取りすることで自分と相性のよい転職エージェントを見極めることができます。
転職エージェントを複数登録するときは、経理・管理部門特化型のエージェントの中から少なくとも1社は選ぶようにしましょう。経理特化型のエージェントは経理の専門知識や市場動向に精通しており、求職者のキャリアやスキルに合った求人を紹介してくれます。
その専門性を活かしたアドバイスや面接対策なども行ってくれるので、選考通過率も高く、転職活動をスムーズに進めることができます。
また一般的な転職エージェントよりも経理の求人数が多く、幅広い業界や規模の企業と提携しています。そのため、求職者の希望や条件に合った求人を見つけやすくなります。
転職エージェントとは定期的に連絡をとることが大切です。連絡する際には転職活動の進捗や転職先に対する希望や不安などを伝えましょう。これにより担当者は求職者の転職意欲を感じとるため、ほかの求職者よりも優先的に求人を紹介してもらえるなど、より適切なサービスを提供してくれます。
転職エージェントを最大限に活用するには、担当者に嘘やごまかしをしないことも大切です。現状と希望を明確に伝えることで、自分に合った求人や企業を紹介してもらえる可能性が高まります。
反対に嘘やごまかしをすると、担当者の信頼を失ったり、不適切な求人や企業に紹介されたりするリスクがあります。経理としてのスキルや経験を正確に伝えるとともに転職の理由や動機、希望する年収や勤務条件を明確に伝えることが大切です。
経理の転職を成功させるためには、転職エージェントに頼るだけでは不十分です。転職エージェントはあくまでサポーターであり、転職活動の主体は求職者自身です。転職エージェントからのアドバイスや紹介を受けた求人が必ずしも最適解とは限らないため、転職エージェントに任せきりにしないで、自分でも積極的に情報収集することが重要です。
経理未経験で転職活動を実施する際は、ある程度ポイントを把握しておく必要があります。ここでは、経理に強い転職サイトを利用する際のポイントを4つ解説します。
経理に強い転職サイトは、1〜2月を狙って利用しましょう。多くの企業が3月末の決算期とし、5月末までには確定申告を完了させる必要があります。そのため、1〜2月に求人応募を開始、4月に人材採用の完了を目指す傾向にあります。
他の期間に求人を出さない企業も1〜2月には、募集していることがあるため、好条件の企業に転職できる可能性が高いです。
経理に強い転職サイトに応募する際は、これまでの実績を確認しておきましょう。募集要項の内容や年収などを中心に確認し、希望条件に沿っているかチェックします。また、転職サイトではこれまでの募集実績を確認でき、募集期間・人数を確認可能です。希望企業について詳しく調べることで、イメージとの齟齬を防げます。
未経験で経理職へ転職する際は、複数の転職サイトに登録しましょう。一つの転職サイトだけでは、希望求人を見つけ出せない可能性があります。転職サイトによっては独自に非公開求人を取り扱っているケースがあります。
そのため、複数の経理に特化した転職サイトへ登録して求人の幅を広げましょう。
経理に特化した転職サイトを利用する際は、公開求人数を確認しましょう。転職サイトによって取扱求人数・職種は異なります。多くの求人数がある転職サイトを利用することで、希望の企業を探し出せます。
コツを把握して転職サイトを利用することで、経理転職を成功させられます。最後に、経理転職を成功させる4つのコツを紹介します。
経理転職を成功させるには、自身の希望条件を明確化しましょう。多くの転職サイトでは、条件を選択して検索できる機能があります。希望条件を把握することで、スムーズに求人検索が可能です。
また、「年収は300万円以上欲しい」や「首都圏で働きたい」など、あらかじめ目的・条件を明確化することで、最適な求人を選択できます。
転職サイトを利用する際は、自身の保有スキルを把握しましょう。自身の市場価値を正しく理解することで、狙える求人レベルを判断可能です。保有スキルを把握する際は「どのような資格を取得しているか」や「これまでどんなポジションで働いていたか」などを確認しましょう。
また、転職エージェントに登録することで、キャリアコンサルタントから自身の市場価値を判断してもらえます。経理未経験でも、これまでの職歴で取得したスキルを活用できないか考えることで、実力を活かした転職が可能です。
経理転職を成功させるには、経理に強い資格を取得しましょう。特に「日商簿記検定」や「公認会計士」などの資格を取得しておくと、経理転職の幅が広がります。しかし、資格を保有していない場合でも、経理転職は可能です。
日商簿記検定は、年齢や学歴に関係なく受験できます。経理転職を実施した後、実務を行いながら資格取得も目指せます。1級の取得に成功すれば、会計士として専門知識があることを対外的に証明可能です。
経理としてキャリアアップを目指す場合は、日々の業務と並行して資格取得の学習を実施しましょう。
効率よく経理転職を行うには、転職エージェントと複数の転職サイトを併用しましょう。転職エージェントでは、自身の市場価値を客観的に判断してもらえます。また、未経験で経理転職に挑戦する場合でも、キャリアコンサルタントサポートを受けながら活動可能です。
転職エージェントを登録した上で、経理に強い複数の転職サイトを登録しておけば、サポートを受けつつ、自分でも求人を探せます。転職エージェントや転職サイトは登録・利用料は基本的に無料なので登録しておいて損はないです。
未経験でも経理転職は十分可能です。データ入力や入出金管理などの業務からスタートし、専門資格の学習も並行することで、経理職でキャリアアップも目指せます。また、未経験でも安心して転職活動するためには、サポートの手厚い転職エージェントの利用がおすすめです。
ただし、転職サイトによっては未公開求人を取り扱っているため、転職エージェントだけではなく、複数の転職サイトに登録しましょう。本記事を参考に、転職サイトの登録から初めてみてはいかがでしょうか。